Heal the World

人生を豊かに生きていく。多くの人とそれぞれの知識や経験をわかちあい、喜びを共有していけたら。そんな想いから、こちらのブログは始まりました。ホリスティック医療の考え方を取り入れた心理セラピーやヒーリングメソッドも活用しながら、最適な考え方などを紹介しています。

現実を変化させる素晴らしい言葉たち

 

私たちに与えられる時間は限られています。その中で、何を見て、何を考え、どのような気づきを得て、人生に何を得るか。そこにはいつも自由が与えられていますね。
思考を変えて現実を見ていくと、現実そのものが変化していく。

今月で、このブログは終了しますけれど、きっとまた別の形で皆さんとお会いできるかもしれません。

そこで、今日は勇気の出る言葉を皆さんに贈りたいなと思っています。
私も好きな言葉たち。
どうぞ皆さんもじっくりと味わってみてくださいね。

 
 

 束縛があるからこそ、私は飛べるのだ

 悲しみがあるらこそ、私は高く舞い上がれるのだ

 逆境があるからこそ、私は走れるのだ

 涙があるからこそ、私は前に進めるのだ

(カンジー)

 

 

 なぜいつも遠くへばかり行こうとするのか

 見よ、よきものは身近にあるのを

 ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ

 幸福はいつも目の前にあるのだ

(ゲーテ)

 

 

 自分にはできないかもしれないという恐れに

 真正面から立ち向かうたびに

 あなたは強さと自信と経験を勝ち取るのです

 だから、できないと思うことに挑戦してごらんなさい

(エレナ・ルーブベルト)

 

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 苦しんだ人ほど、愛が深いものです

 それは他者への想像力が働くからです

(瀬戸内寂聴)

 

 

 昨日から学び、今日を懸命に生き

 明日への希望を持て

 大切なことは、問うことをやめないことだ

(アインシュタイン)

 

 

 実際にどう生きたかということは

 大した問題ではないのです

 大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ

 なぜって、夢はその人が死んだ後も生き続けるのですから

(ココ・シャネル)

 

コロナウイルスが人類にもたらそうとしている大切な気づき


今日は世界中の方が脅威に感じていらっしゃるだろうコロナウイルスについて書かせていただこうと思います。

今年2月、梯谷幸司さんがコロナウイルス感染者にSkypでインタビューをされ、感染した方々が心理的にどのような思考を持っていらしたのかを洗い出されました。そして、それらの感覚をつくり出したもとにある記憶を調整することで、皆さん2日ほどで高熱が下がり、回復に向かわれたことをお伝えしてくださっています。
梯谷さんは心理技術によって、癌や難病、認知症をはじめとする様々な病気を解消していくことで知られています。東京大学と連携して、その心理技術の背景にある裏付けが研究され、科学的に解明された内容は昨年、日本やアメリカの学会でも発表されています。
今、世界各国の医療従事者の方々がその技術を学びにいらしている心理アドバイザーであり、メンタルトレーナーです。東京大学の教授いわく、10年後の医療は、この心理技術が主流になるだろうとお話されていて、私自身もメンタルケア心理士として、梯谷さん主催の心理技術研究会に参加させていただいています。

梯谷さんのお話によれば、感染された方に共通する心理的な特徴は多く、そこには人が漠然として持っている感覚や感情、隠された悲しみという心理を持っていたということでした。その中に「誰かや何かの現象(出来事)に踏み込まれていて、自分には成す術がない」「領域を侵されている」という感覚を持っていたことが強い要因であると解説してくださっています。

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そして、ここから先は私が気づいたことをお話させていただきたいと思います。

コロナウイルスの多くはコウモリを自然宿主としています。
まず、自然破壊によって動物たちが生活していた領域が人類に侵されてしまいました。
次に、コウモリを食用とする人の間で、コウモリを自然宿主とするコロナウイルスが人に感染しています。
そして、感染した方に共通する心理的な強い要因である「誰かや何かの現象(出来事)に踏み込まれていて、自分には成す術がない」「領域を侵されている」という感覚

この組み合わせの中にある重要なメッセージ、皆さんは何に気づかれたでしょうか。
コロナウイルスは怖れるために存在するものではなく、人類に気づきを与える目的を持っていると私は考えています。
怖れずに、今このタイミングで起きている、その意味を問いかけてみること
それが今、私たち人類にとってとても大切なことのように思います。

地球は人類が、我がもの顔で利用するために当たり前のようにそこに存在しているのではないと、そのことを忘れてはいけませんね。
私たち人は地球に住まうほんの一部の種族でしかなく、植物も動物も人も地球という場所を借りて、その中で生かされています。
そのことを今、思い出してみる時にあるのではないでしょうか。

本来地球に与えられていた持続可能なエネルギーは、経済発展優位に生きてきた人類の森林破壊、環境汚染により、すでに限界に近づいています。この10年の間に、地球温暖化プラス1.5度の分岐点を超えないために持続可能な社会を創り、地球を再生できなければ、この先の未来に子供たちが暮らせる環境は無くなってしまいます。そのことを私たちが他人事のように流さずに、未来に意識を向けて一人ひとりが考えていく、そうしたことが大切なのではないでしょうか。

私たち人類は、これから植物も動物も人も地球に生きるものすべてを生かしあう関係性の中で生きていく
そういう社会を目指す、新しい生き方、その文化を創ることが今求められていると私は考えています。
そして、私たちがそのことに気づき、地球を再生するために新しい社会に向けて動き出した時、コロナウイルスはその役目を終え、沈静化へと向かうことができるのかもしれませんね。




こうしたことを単なる偶然、こじつけ、そう思われた方がいらしたら、よろしければ、どうぞ
こちらの記事もご覧くださいね。

 

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また、こちらの記事をお読みいただけると、私たちがどのように現実世界を創っているか、アメリカのデヴィッド・R・ホーキンズ 医学博士によって発見された定義や量子物理学の内容から分かりやすく解説しています。
心理学でいう「集合的無意識」という宇宙のデータベースとも言える存在や、私たちはその壮大な情報・知識にアクセスできることなどもお伝えしていますので、もしよろしければ、合わせてお読みくださいね。

 

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「10Years After 未来への分岐点」


今日は今月1月に放送されたNHKスペシャル「10years After 未来への分岐点」の内容をレポートさせていただきたいと思います。
これからの10年が人類の未来を決める。今、世界の様々な分野の研究者がそう語ります。人類にとって、そして何より地球という生命を育む星に住まわせていただく者として、今、私たちは大きな分岐点にあります。それを知った上で、人は命をどのように何のために使うのでしょう。

今、世界は限界に近づいています。今すぐに行動に移さなければ手遅れになってしまいます。地球と人類の未来を決めるのはこの10年なのです。
毎年のように繰り返される自然災害、地球の温暖化は確実に進んでいます。このまま放置すれば地球は灼熱の星へと変化することが予想され、国連は地球温暖化が予想を遥かに上回る早さで進んでいることを警告しています。地球は気温上昇+1.5度の分岐点に早ければ2030年に到達しようとしているのです。その時、何が起きるのでしょうか。

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自然科学の世界的な権威者たちによって研究が進められているホットハウスアース理論では、世界は+1.5度を越えて上昇し始めると、いつ温暖化が暴走を始めるか分からないと解説され、今、地球が不安定化する瀬戸際にあることは科学的に明らかです。
ホットハウスアース理論によると、まず北極の氷が大量に溶けはじめます。それにより太陽光を反射して気温上昇を防ぐ機能が急速に低下し、海水が太陽に熱せられ、温暖化が加速します。その影響はアマゾンにも及びます。アマゾンでは二酸化炭素を吸収していた熱帯雨林が高温や乾燥によって、立ち枯れや火災が頻発することになります。その大部分が荒れた草原へと変化してしまいます。その結果、熱帯雨林に蓄えられていた大量の二酸化炭素が放出され、さらに温暖化が進行します。

一方、シベリアやアラスカでは、永久凍土が溶け、地下に蓄えられていたメタンガスが大爆発し、直径数10メートルの巨大なクレーターが出現します。空気中に二酸化炭素の25倍の温室効果を持つメタンガスが大量に放出される可能性があるのです。こうした現象が連鎖的に発生することで地球は熱くなり続け、今世紀末に平均気温が4度以上上昇、その結果、灼熱地球となることが予想されるのです。これにより、これまで100年に一度といわれていた自然災害が毎年のように起きると警告しています。海面上昇は今世紀末に1メートル以上と予想され、台風や大雨などの災害時、高潮は最大で5メートルに達し、各地で今まで以上に深刻な被害が起きることになります。浸水や水没が起こり、私たちが生活する機能は完全に麻痺することが予想されるでしょう。すでに海面上昇により、世界各地で深刻な被害が起きています。

それでは、灼熱地球へと変化するのを避けるために私たちは何をすべきなのでしょうか。+1.5度は言わば防衛ラインです。世界のCO2の排出力は年々上昇を続け、このままでは今世紀末に4度上昇することになります。+1.5度で温暖化を止めるためには、まず世界のCO2の排出力を2050年にはゼロにする必要があります。それにはCO2の排出力を2030年までには半分にする必要があるのです。そのために今年2020年には、CO2の排出力が減り始めなければならないということになります。

現時点で国連が挙げている対策としてこれらがあります。

・二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電所の新設停止
・今年11月に開かれる国連の会議COP26で、温室効果ガス削減を2050年にはゼロにする目標に対して、日本をはじめ各国が合意できること
・風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの拡大
・製造時に二酸化炭素を発生させるブラスチックの削減

そして、これらを可能にするイノベーション(合意)が必要になります。さらに最も重要なのが、私たちが持っている常識が変化しなくてはならないということです。そうは言っても石炭は必要だ、ブラスチックは必要だという常識に対して、技術は進歩したのだから、それは無しにしようといった新しい常識が求められるのです。そこには当然ながら、古い常識と新しい常識のせめぎ合いが起きることになります。政治と資本主義の問題が浮き彫りになるでしょう。これまで古い常識で生き、業界で発言力や経済的な力を持ち続けてきた世代に対して、私たちは発言していくことが重要になります。難しい問題だと、ただ手をこまねいていてはいけないのです。
私たちの母なる地球を守り共存するために共に手を取り、クリエイティブな発想力、新しいアイデアを出し合う力、それらが今、私たちに求められているのではないでしょうか。

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望まない出来事も「望む未来」を創り出す重要な手がかりになる

前回の記事に賛同してくださっている皆さん、
シェアしてくださった皆さん、ありがとうございます。

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望まない出来事だと感じるものには、とても重要なヒントが隠されている
私がそんな
ふうに捉えるようになったのも
幾度となく体験してきた様々な出来事がそれを私に教えてくれていたから
今はそんなことを感じています。

嬉しいこと、つらく悲しかったこと、一般的な方よりもその振り幅があまりに大きくて
(その理由にも最近ようやく気づけました)
それに耐えるには強くなるしかなかったというのもありますけれど
まるでジェットコースターのような自分の人生の中で
たとえばつらい出来事だとしても、それは必ず人生を大きく飛躍させるチェンスになる
だから自分が納得できるところまで向き合おう
そんなふうにいつも考えてきました。

そうして腑に落ちた段階で手放して完結させる
そのことが、前に進むためにとても重要なものに気づかせてくれていたように思います。

そして今、これまでの経験には、その一つひとつに深い意味があったのだなと気づかされています。
通常、人は望まない状況を経験したくないと思うものですよね。
できるだけ考えないようにしたり、心の奥にしまいこんで見ないように蓋をしたり
または起きないように願ったり・・・
それでは、そうした出来事が起きる意味を解決していませんし
逆に問題が問題(課題)で在り続けることになり、その
出来事を顕現化させています。

そうして望まない状況に、どうしてこんなことが起きるのだろう
世の中は自分ではどうにもできない、そんな感覚になったりします。
また、そうした出来事が起きる理由を誰かや何かに教えてもらうことで解決しようとしたり
何かに救いを求める方もいらっしゃると思います。

けれど実は、すべての答えは自分の中にある
なんのためにこの出来事が起きたのか?
自分の内面を深く掘り下げて考えていく

また、未来に自分が望まない状況がどういうものかを認識して詳細に洗い出すことや
自分はどういった状況、どういう人や人間関係を、どのような理由で望まないのか
それらを自覚することは
対極にある「望む状況」を自分の中に描き出す重要な手がかりになります。
そして「良くない出来事に見えるもの」から何を学び、それを未来にどう役立てていけるか
その一つひとつの意味を自分の中で整理し、消化していくことで
その先が大きく変化していくことに気づかされています。
未来に起きる出来事が変化し、思いもよらなかった出逢い、状況などが開かれていきます。

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今年の夏、私が拝見した舞台「氷艶」の中で「人は等しく幸せになる権利がある」
という意味合いの言葉が出てきます。

本当の意味での幸せというものは、自分の中にあり、誰かに与えてもらうものでもなければ
お金や物が運んでくるわけでもなく、すべての人に平等に与えられているもの
けれど、幸せになりたい、ただそうして漠然と考えていても現実は何も動き出しません。
行き先を決めないまま車を運転したり、電車に乗る人はいないと思うのですけれど
人は自分の人生の目的や行き先を決めないまま、無意識に日々を生きているのかもしれませんね。

幸福へと続く道を見つける最初のステップは、自分が何を望み、どう生きたいかに気づくこと
そして、その未来へ向けて自ら地図を描いて歩きはじめること
すべてはそこから動き出すのだと改めて感じます。
そのためには、望まない状況を経験することにも、とても深い意味があったのだと
この数年の私は、とても強く考えさせられてきました。

もしも、あなたが何か納得できないことに悩まされた時には
自分はその反対に何を望んでいるのか?
この望まない現実を体験したことで、自分はここから何を考え、何を学べるだろうか?
それを未来にどう活かし、社会に役立てることができるだろうか?
一人静かに考えてみられるといいのかもしれませんね。

起きている出来事には必ず意味があることを理解したうえで思考し
自分や周囲を見つめ直してみることで
その先にある光を見つけることができる、とでもいうのでしょうか・・・
長いトンネルを抜ける真の意味での光へ繋がる道
それは、ずっと自分のすぐ足元にあったのだと、そんなことを発見するのかもしれません。

自然災害から教えられること、意識を変えた先に見えてくるもの


今回も日本列島に猛威をふるった台風19号
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

今、世界各地で起きている様々な現象、アマゾンの森林火災も・・・

wired.jp

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実は私には、2011年の震災、あの頃からずっと感じていたことがあります。
一般的には、自然災害や異常気象という捉え方になっている現象は
人間が経済活動のために、いつの間にか地球環境を大きく破壊し
汚染するにいたってしまった、その責任をいよいよ問いかけられているのではないか

自分が蒔いた種は、いずれ自ら刈りとることになる
それは自然の摂理

先日、職場のFM放送からグレタ
・トゥーンベリさんのニュースが流れた時のことです。
一人の女性が口にされた言葉があります。
「国の偉い人たちの心に響かなければ何にもならない」
おそらく多くの方は、まだそうした気持ちでいらっしゃるのかもしれませんね。
その方は、これまで選挙の投票にも行ったことがないという方で
話を聞くと「選挙に行っても何も変わらないし、政治に興味が持てない。
どこに投票していいかも分からないし、どうせ彼らは公約なんて守らないから・・・」
という話でした。

もしもこの記事を読んでくださっている方の中にも
同じように考えていらっしゃる方がいらしたら
そうした考えの根底に潜んでいるもの
それをできれば探っていただきたいな・・・と私は思うのです。

そこには無関心の奥に潜む感情があるでしょうから
例えば「原発も戦争も環境破壊も、そうした産業があるから無くならない」
「何事も国を指揮している上層部の人間が動くものであって自分には関係ない」
という、まるで人ごとのような、何か遠いところで起きているような感覚
「一人の人間が動いたところで何にも変わらない」という無気力さ
「自分には何もできることなどない」という諦めなど
他にもいろいろと、ご自分の思いに気づくことがあるのではないでしょうか。

以前も私がグレタ・トゥーンベリさんの記事の中で書いた思い

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大きなことをしようとずれば時間はかかりますけれど
国や政府など、誰かが動くのを待って任せるのではなく
一人一人が、今すぐにできることから始められること
そうした行動が今私たち一人一人に求められているのではと
そんなことを私は感じるのです。

解決策を見つけることに固執して
そこに論議や時間を費やしていては間に合わなくなってしまいます。
地球という場を借りて、限られた時間を生きる私たちが
地球に生かされている事実を忘れ、経済活動に埋没した結果
このままでは次の世代が生きられない、存在できない
そんな負の遺産を残す未来を創ろうとしています。

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まずは難しく考えずに、地球をできるだけ元のありのままの自然の姿に戻していく
人間が自然と共存した生き方を生み出すこと
そこを目指して、今日からでも一人一人に行動できることがあります。

庭をお持ちの方は一本でも多く苗木を植える
マンションにお住いの方は、ベランダや室内に少しでも緑を増やす
一人一人がそうした行動を起こしていけば、それも大きな力になるのです。
一人でも多くの方が自然の大切さに目を向ける、意識を向けること
その意識は、やがて大きな創造力の源となり、失われた緑を増やす未来へつながります。
そうして破壊ヘと加速している速度を緩やかにすることで、その時間の中で
意識を経済発展優先から自然との共存の重要さへシフトして、解決策を見つけていく
そうした行動も必要になってくるのではないかと、そんなことを私は思うのです。

動物も植物も、すべては成長する目的で誕生し生きています。
一見最悪に思える出来事も、それをどう捉え、そこから何に気づき
どのような学びを得ることができるか
それにより、その先の未来は大きく変わっていきます。

破壊を繰り返し汚染し続ければ、当然ながらそれは自然の摂理に反し
これまで保たれていたバランスは崩れていきます。
当たり前にあるわけではないのですから
地球という豊かで美しい星が、これまで私たちに限りなく与え続けてくれていること
それを忘れてはなりませんね。

あなたは、この先にどんな未来を創造したいでしょうか・・・

 

異なる分野から集結した才能「氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-」新たな総合芸術を誕生させたカンパニー


7月28日(日)横浜アリーナで千秋楽を迎えた「氷艶
hyoen2019 -月光かりの如く-」それは、日本から新たなエンターテイメントが誕生するだろう・・・そう予感したとおり圧倒される華麗さと気迫あふれる世界が待っていました。源氏物語を題材に外伝として創作されたオリジナルストーリー。大胆に描かれた、まさに「令和時代の新しい源氏物語」です。宮本亜門さん演出作品は昔から大好きでしたので、前作の歌舞伎とフィギュアスケートを融合させた松本幸四郎さん演出の「氷艶」から、さらに期待を胸に会場へ向かいました。オープニングからフィギュアスケートでしか表現できない独特の世界が音楽とともに観客を誘い、思わず時を忘れてその世界に引き込まれます。「氷艶」はそれだけではありません。今まで誰も見たことのない総合芸術、芝居、歌、音楽、踊り、振り付け、衣装、ヘアメイク、照明、小道具、映像演出など、すべてに平安絵巻のような世界が現代へ見事にアレンジされ、フィギュアスケートの動きや演者に合わせ細部まで考えつくされていました。チームラボによるインタラクティブプロジェクションが氷上をはじめスクリーン全面に描き出される舞台芸術は、演者に合わせシーンを次々に変えながら空間を生み出し、そのどれもが一切の妥協もなく創作されています。

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出典:PR TIMES『©氷艶2019』より

劇中ではストーリーの軸となる存在感を放ち、圧巻の演技力と歌唱力で源氏物語の世界をせつなく歌い上げていた平原綾香さん
。彼女は桐壺更衣と藤壺宮の二役を演じ分け、光源氏が幼い頃に失った母・桐壺への思慕を一心に受ける初恋の相手・藤壺宮として、ストーリーを最後まで引っ張っていきます。そして、光源氏の腹違いの兄・第一皇子、朱雀君として主役のライバル的な存在感を見せるのは、現役時代も実際に高橋さんの戦友であり、お互いに異なる魅力ををリスペクトし合うステファン・ランビエールさん。彼の高貴で気品漂う佇まいはセリフを発せずとも、すべてをその表現者としての質の高いパフォーマンスに集約されていて、彼から放たれるまさに皇帝にふさわしいオーラは私たち観客を常に引きつけてくれました。その母であり、桐壺更衣への激しい嫉妬と我が子を皇帝にするために、光源氏の母である桐壺更衣へ呪いをかけ殺害し、さらに光源氏を亡き者にしようとする弘徽殿の女御。その狂気ともいえる難しい役を演じたのは荒川静香さん。前回の氷艶でも女神と蛇髪姫という善と悪を見事に演じ分けられましたが、今回さらにパワーアップされ、普段は後輩思いの優しい荒川さんからは想像もつかない迫力の演技に、皆さん絶賛されていました。また、ベテラン俳優として深みのある堂々とした桐壺帝を演じられた西岡徳馬さん。光源氏と朱雀君の父として、そびえ立つ山のごとき存在感でストーリー前半をしっかりと固めてくださっていました。さらにスケーター陣の中でも実力派の方々が多数出演されていて、中でもいつもはコミカルな織田信成さんが、これまで感じたことのない不気味なまでの存在感を放っていた陰陽師。報われることのない朱雀君への想いを哀しく切々と舞う鈴木明子さん。

そして、元宝塚男役トップスターの柚希礼音さん演じる男装の海賊の長は、第二部での登場という役柄にもかかわらず、リンクに現れるだけで一瞬にして観客を引きつけます。光源氏を影で慕う想いが哀しくせつなく。後半では村上佳菜子さん演じる咲風と光源氏との歌唱を引っ張ってくださっていたように感じました
。さらにはストリートダンスと新体操を融合させたユニット「BLUE TOKYO」、和太鼓のユニット「MOTOFUJI」と、次々に展開される迫力のパフォーマンスに観客は息を飲むばかり・・・

俳優陣では光源氏の親友
的存在である頭中将を演じた福士誠治さん。主演の高橋さんを常に支える役柄はまさにハマリ役といえます。周囲を敵に囲まれている光源氏にいつも寄り添い、観ている側をほっとさせてくれる存在でもありました。その対照的な人物となるのが浪岡一喜さん演じる長道。弘徽殿の女御とともに桐壺帝亡き後、権力と欲望に身を投じていく人間の心の闇を見事に演じきり、大きな存在感を放っていました。俳優の皆さんの中にはスケート初心者の方もいらしたとはとても思えないスケーティングを見せてくださり、何事にも真摯に取り組んでいらっしゃればこそ、人はどのような分野でも自分が持てる力を余すところなく発揮できるのだと、改めて感じさせていただきました。さらに、この氷艶には、私がリスペクトするユリア・リプニツカヤさんが紫の上役で出演されていることも大きな魅力でした。彼女のソチオリンピッケへ続くシーズンの独特な表現力や芸術性、そのミステリアスな演技は当時まだ15歳とは思えない才能を感じずにはいられませんでした。怪我や摂食障害により現役を退いていた彼女を紫の上に抜擢され、ステファン・ランビエールさんを朱雀君にキャスティングされた宮本亜門さんには、さすがの眼力に敬服してしまいます。お二人が共演される舞いには、通常シングルスケーティングでは行われないペアスケーティングの技も組み込まれ、紫の上への報われない想いをせつなくも激しく表現するランビエールさんと、リプニツカヤさんの儚げで危うい透明感のある演技には観客の皆さんすべてが引き込まれていらしたのではないでしょうか。

そして何より、今回さらなる新境地を開かれた主演の高橋大輔さん、決してとどまることのない表現者としての才能には言葉を失うものがあります。この公演に際して、合宿中に高橋さんの歌唱や演技力といったさらなる魅力を最大限に引き出してくださっていたのは演出の宮本亜門さんをはじめ、共演者の皆さん、影で指導をされた方々が多くいらしただろうことは充分に伝わってきます。中でも驚いたのは、本来なら宝塚の男役の方だけが持つ独特な表現までもが高橋さんの歌い方や演技の手法、セリフ回しに入っていたことでした。生セリフは、少年期から青年期、円熟期に至るまで、成長に合わせて声のトーン、話し方までも変えながら、光源氏の孤独、悲哀、激情など、その時々の感情を訴えかけるように表現されていて、そのこだわりの演技には圧倒されます。さすがは日本男子フィギュアスケート界に新たな道を開いた方、どこまでもただ者ではありませんね。高橋さんの才能と並外れた吸収力というのでしょうか、どのような状況からも最高レベルのパフォーマンスに持っていく彼の力量にはいつも敬服してしまいます。

f:id:wishes-come-true:20190812121550j:plain出典:TOKYO HEADLINE『©氷艶2019』より

さらに第二部では、完全オリジナルストーリーが展開していきます。弘徽殿の女御朱雀帝の圧政に翻弄される民を救うため世界を変えよう、人は等しく幸せになる権利がある、そう光源氏は強い意志を持ちます。そして、亡くなったと思っていた紫の上が朱雀帝に囚われ生きていることを知り、民や彼女を救おうと立ち上がります。兄と弟の確執や心のすれ違いには、どこか源頼朝と源義経のような生きざまを合わせ持つ、そんなストーリーににアレンジされていたようにも感じました。人望、才能を持ちながら光源氏が悲劇的な最後を遂げていくクライマックスでは、都へ向かい朱雀帝の御所に乗り込んだ光源氏の前に立ちふさがる長道、さらに弘徽殿の女御朱雀帝。紫の上に降りかかる悲劇。高橋さんの絞り出すような悲痛な叫びとともに、ついに怒りを爆発させるセリフや殺陣のシーン。この凄まじいまでの演技力は、フィギュアスケートを自在に操り、他に類を見ない表現者である高橋大輔さんでなければ表現できないだろう迫力に満ちていました。

「私が愛した者は皆、去っていく。幸せになることなく去って行く。誰ひとり幸せにすることが出来ないのか、この私は。なぜ私は生まれて、なぜこの世に生きているのか。月よ教えてくれ。これが私の定めなのかこのセリフに込められた高橋さんの演技は今も脳裏に蘇ります。このシーンから繋がれていく激情や悲哀、圧倒的な孤独が観る者に迫るように表現され、その圧巻の独唱と舞い・・・これには会場で涙する方々が多くいらしたように思います。初めて人前で演技や歌唱を披露されているなどとは到底感じさせない表現者としての才能。私たちは完全に高橋大輔の創り出す世界に引き込まれていました。終演後あちらこちらで囁かれる「俳優・高橋大輔の誕生だね」の声に誰もが納得させられていたのではないでしょうか。

今回の「氷艶」カンパニーは、それぞれ活躍されるジャンルも違う一流の方々。そうしたトップスターの方々が集結し、おそらくはご自身の得意分野を互いに教え合いながら、またさらに才能を磨かれていらしたのではと想像しています。そして、衣装、小道具、照明、ヘアメイク、プロジェクションなど、影で支えるスタッフの方々、すべてを指揮された宮本亜門さん。そのカンパニーのエネルギーや思いが一丸となって、この舞台を創り上げていらしたことを私たちに感じさせてくれます。こうした芸術性の高い舞台を観せていただけた3日間の公演、今もその感動が呼び起こされ、それは人の持つ無限のエネルギー、力強さ、美しさといったものを体感させてくれた「これまで誰も想像できなかった総合芸術の誕生」でもありました。演者の皆さん、スタッッフの皆さんのカンパニーへの愛、作品への愛が伝わってくるようです。私自身もこういう出逢いに恵まれるクリエイターでありたい・・・そう感じさせてくれた芸術であり、人の持つ素晴らしさ、美しくあたたかなエネルギーが、そこには存在していました。千秋楽では、B'zの松本孝弘さんのテーマ曲が流れる中、鳴り止まない拍手に何度も何度も繰り返されたカーテンコール。演者の方々も観客もまだ終わりたくない、もっと演じたい観ていたい・・・そう願う気持ちで会場がひとつになっていたのが分かりました。会場全体が清々しいエネルギーで満たされ、人々をつつみこんでいたように感じます。ひととき、その素晴らしい空間に身を置くことのできた幸福感に満たされながら、幕を閉じた今回の「氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-」是非とも再演を願わずにはいられません。

未来を変える力は、一人ひとりの手の中に


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一人の女子高生の行動が世界を動かすムーブメントへと拡がっている
少し前にこの記事を読んだのは、仕事場でのお昼休み
尊敬する陶彩画家である草場一壽(くさばかずひさ)さんのFacebookより
この記事の内容を知ることができました。

www.huffingtonpost.jp

周囲は、いつものように目の前の仕事に追われる人々が行き来する日常があり
それに対して、この少女は、自分の生活を守るという次元とは全く異なる
高い視点から、世界を未来を見通す目を持ち
自分に何ができるかを考え、意志を強く持ち、その信念を行動に移しています。
人には自分に与えられた時間の中で、何を見て、何を考え、
どのような気づきを得るか、そうした自由がいつも与えられています。

私たちは地球に暮らす種族のほんの一部であり、地球に自然に生かされている
そのことをいつも心に留めておかなくてはいけませんね。
今はっきりとした解決方法は、まだ生み出されていませんけれど
CO2削減には、森や木々という本来地球が持っているその力が大きな鍵になる
このことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

人間が生活を便利にするためにと、木々を伐採し森が失われていったことが
生物が地球で暮らせなくなる未来という大きな危機をつくりだしています。
そうしたことを、今すぐに一人ひとりが考えることからはじめましょう
彼女の存在は、それを使命として私たち人に問いかけているのだなと
私は、そんなことを感じています。

皆さんは、フンデルトヴァッサー・ハウスをご存知でしょうか?
オーストリアのウィーンに生まれ
母親をユダヤ人に持つ彼は一族を強制収用所で失っています。
彼の創作は、家と人と自然が共存する哲学から生み出された建築物
建物が自然と一体化し、曲線を使った緑あふれる建物です。
低所得者層が住める集合住宅、スパ、診療所、ゴミ処理場なども含む
様々な建築物を世界各地に創造し続け、世界中から愛された建築家であり画家です。

私たちが自然から奪い取ったものを償うため、屋上庭園をはじめ
建物の中に植物がそのまま生き、人々は植物とともに暮らしています。
「建物を造ると、ぞの分は自然を破壊します。
それを建物の中に入れて自然に返す責任がある。」
生前、フンデルトヴァッサーはそう語っていました。

大きなことをしようとすれば時間はかかりますが
フンデルトヴァッサー・ハウスをお手本にすれば
私たち一人ひとりに今できることがあります。
たとえば、ご自宅に庭をお持ちの方は、その庭にもう一本でも多く苗木を植える
マンションなどにお住いの方、庭をお持ちでない方は
ベランダや部屋の中で少しでも多くの植物を育てる
そうした一人ひとりの力が、あなたの力が集まることで
未来を変える大きな力になります。

今できることをはじめてみませんか?
子どもたちが、その次の世代が、安心して暮らせる未来を創っていくために・・・

www.youtube.com

 

 

 

 

日常の判断を意識する「うまくいく人たちが持っている気づき」


今回のテーマは、私たちが普段なにげなく無意識に判断していることが
ものごとの「うまくいく」「いかない」に大きく影響していますというお話です。
これは人間関係、ビジネス、進路、恋愛・・・人生の様々なことに共通するのですが
どんな基準で判断しているか、その判断がどういう基準で見ているかは
実はとても重要なことなのです。

日々、目の前で起きる様々な出来事を意識して判断したことはありますか?
その判断がどういう基準で見ているかによって、選択がそれぞれ違ってきます。
人生は選択の連続でできていますので、その選択をする際の基準
どういう結果に繋がっていくのかということに当然ながら影響してきます。

このことは某メンタルトレーナーさんも仰っていますね。
判断基準として分かりやすいのは
他者基準になっているか、自分基準になっているか
と区別して考えてみると、いろいろなことに気づかされます。

他者基準というのは、世間の常識的な枠組み、目上の人の意見や期待など
自分以外の他者や周囲のデータ、情報に照らし合わせて判断するパターンです。
他者基準の場合、何か行動する際に人からの評価、称賛、承認などを望んだり
無意識に求めることになります。

それに対して自分基準というのは、自分の考え、信念、意志
感性、感情、感覚などに照らし合わせて判断するパターンです。
自分基準の場合、自分の行動に対して他者からの称賛や承認は必要とせず
自分の中にある確信や経験、知識やデータ、才能など、自分の考えで判断します。

実は、これはどちらが良い悪いということではなくて
両方を持ち合わせながら、それぞれの利点と欠点を加味して
臨機応変にシーンに合わせて優位な方を変えていく
ということをぜひお奨めしたいと思います。

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たとえば、他者基準が優位な方がうまくいく例をあげますと
ビシネスシーンなどでは様々な立場の人が存在しますから
何事も他者の視点や基準もふまえた上で
統括的に捉え行動する技量が必要になります。
また、人間関係などでは様々な場面で
誰かが喜んでくれることに対して、自らも喜びを感じたりします。
こういったシーンでは、やはり他者基準を加味するとうまくいくでしょう。
これは自分の基準を持たずに他者の基準だけで考えるということではないので
そこは注意してくださいね。
あくまで自分の基準はしっかりとぶれずに持っている
その上で他者の視点も加味しながら、多角的に捉えて行動するということです。

自分基準がうまくいく例は、
たとえばビジネスで新しい企画を立ち上げる際など
世間の常識や既存の枠にとらわれず、自分自身で研究し、考えたアイディアや企画が
斬新で評判になることもあります。
プライベートでは、自分の人生そのものの選択や生き方、進路など
他者の承認ではなく、自分がどう生きていきたいか、何をやりたいか
といった自分基準が大切になりますし、その方がうまくいきます。
逆に他者基準でいると、本来やりたいことではない行動や
言動をとることになる場合もありますので
そこにストレスを感じることもあるかと思います。

また、恋愛などでは両方の基準を同じくらい持っていた方が
とても魅力的な人になれるのではないかなと、私は思うのです。
自分の考えをしっかり持ちながら、必要な場面ではきちんとした自己主張もできる
同時に相手を思いやる気持ちを持ち合わせ、そんな行動がさりげなくできてしまう
そういう人なら、誰からも好かれる素敵な存在でいられるのかもしれませんね。

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これは、俺が俺が、私が私が、といった自分本位な自己主張ではなくて
また、相手に何か見返りを求めて与えるのでもなくて
自分を大切にする、そして相手も同じように大切にする
そこにある愛そのものが、すべての関係を大切に育んでいく
そういうことではないのかなと私は思うのです。

どういったシーンで、どちらの基準を優位に使う方が
相手にとっても自分にとっても最善なのか
そうしたことを意識しながら判断して動いていく
そんなふうにして、TPOに合わせて服を着替えるようなイメージで
状況やシーンに合わせて意識して、思いやりを持って変えていくというのが
やはり信頼関係へと導き、何かを成功へと繋げていきます。

これまで無意識に行っていたことを、少しだけ意識して行動していくことで
思いがけないチャンスを掴みます。
成功は成功を呼び込みます。
こうしたことは、人間関係、ビジネス、進路、恋愛を含めて
私たちの生活すべてに共通していますから、ぜひ活かしてみてくださいね。

楽しみは・・・いつでも創り出せるもの「ターシャ・テューダーの森から」


先日、NHK-BSで放送されたドキュメンタリー番組『ターシャ・テューダーの森から ひ孫たちの秋そして冬』を観ました。このターシャ・テューダーのシリーズは昔から好きでいつも録画して楽しみに観ています。アメリカバーモント州、ターシャがが愛した森で暮らす家族たちの豊かな暮らし。それは自然と共存する自給自足の質素で穏やかで、そして何より優雅な生活だと私は感じています。

ターシャーの孫ウインズローとターシャお気に入りのエイミー、ふたりを引き合わせたのはターシャーでした。二人はターシャの庭で一緒に作業をするうちに、いつしか惹かれ合うようになります。結婚したウインズローとエイミー、かわいい娘たち、9歳のエリーと
5歳のケイティ。彼女たちは自宅学習で自然と共に学び成長していきます。両親や自然、小さな虫、動物たち、出会う大人たちも、すべて彼女たちの先生です。テューダーファミリー総出で恒例行事となっているアップルサイダー作り、ミツロウからの手作りロウソクたち、テューダー家のクリスマス。

今日も充実した一日だった
一日だって同じ日はない
毎日が特別
明日も明後日も
今に感謝しよう

きっと彼女たちは、自然にそういう気持ちで日々を過ごしているのではないのかなと、私はそんなことを感じます。

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出典:NHKドキュメンタリー『ターシャ・テューダーの森から ひ孫たちの秋そして冬』より


恒例のアップルサイダー作りに欠かせない庭のリンゴの木、なぜか今年は実らないからと家族は数種類のリンゴを育てているオーガニックの農家を訪れます。今日は、その果樹園のおじさんが先生。そこでも、彼女たちはいろいろなことを吸収していきます。

リンゴの木は
たくさん実をつけた翌年は
実をつけずに
体を休めてエネルギーを蓄えるのだそう

自宅に戻ってから、母エイミーが今日、農家で教えていただいたことを子どもたちと一緒に思い出し、会話をしながら復習していきます。いただいた美味しいリンゴを食べるのに夢中の5歳のケイティ。そんなケイティに9歳のエリーが、ちゃんとおじさんの言葉を教えてあげます。こんな楽しい勉強なら、子供たちはいつも笑顔で、自然と身についていくことがたくさんあるんですね。

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出典:NHKドキュメンタリー『ターシャ・テューダーの森から ひ孫たちの秋そして冬』より

子どもは、のびのびとした楽しい子ども時代を過ごし
その間に自分で感じ、考え、夢を見、決断し
実験する必要があるのです

若い人には、挫折や失敗、思い通りにいかないことがあっても
自信をなくしたり、悲観しないでと言いたいわ
それより、世の中にあるよいこと
楽しいことをつかむ努力をしてほしいわ

ターシャが残した言葉たち

かつて彼女が考案し、手作りした『アドベントカレンダー』。大切に保管されたその作品には、絵の中に小さな窓がたくさんついています。その小さな窓をそっと開けると、そこには一つひとつターシャが丁寧に描いた可愛くて夢の溢れる秘密の世界があります。
その窓を、まるで秘密の扉を見つけるみたいに喜ぶエリー。注意深く壊さないようにそっと扉を開いてみます。そして、そこに描かれた世界に興奮する子どもたち。
翌日、エリーとケイティはカレンダー作りに夢中になります。そこには『アドベントカレンダー』に込められたターシャの哲学がありました。
家族というのは、こうして日々の暮らしの中で自然に大切な想いや夢を受け継いで、それらが息づいていくもの・・・

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出典:NHKドキュメンタリー『ターシャ・テューダーの森から ひ孫たちの秋そして冬』より


子どもは、うさぎと友達のように話をし
猫と一緒に本を読み
小鳥のはばたきに、ただ見とれたりするわ
大人たちにも、そういう時代があったのよ
(tasha tudor)

 

今できることからはじめて・・個性を見つける瞬間は、あなたにもきっとある

 
私は以前、このブログで「自分を大事にすることは大切なんですよね」って
そんなふうに話したことがあります

自分に自信が持てないな
自分をあまり好きじゃないなって
一般的には、そんな人が多いのかもしれませんね

誰かを見ていて、なんだか自分は小さいなぁとか
そんなふうに感じたりして
落ち込んだりね
誰もが そうしたことはあると思うのです

でも、あなたにしかできないことは必ずありますし
あなただからこそ できることも 必ずあって

なぜそんなこと言えるのって思うかもしれないけれど
それでも、人はそう生まれついているのです

先日、ある方の言葉を聞いて、私はとても素敵だなって感じて

その方は、こんなことを仰っていました

「人間は やりたいことが見つかっても

どうせ 自分にはできないとか

そんなの無理とか

そんなことを考えてしまうけれど

できるか  できないかなんて  どうでもいい

そこに向かおうとすることが大事で

そこに踏み出し

歩む道のりで 見つかるものがたくさんある

それが かけがえのない 大切なもの」

とても勇気づけられる言葉
それが真理だなって、私はそう感じました

今週、ランチタイムに素敵な言葉を見つけたんです
そこには、こんなことが書いてあって

「個性とは、他人にやさしくあるための言葉だと思う」

せい【個性】
個人に具わり、他の人とはちがう、その個人にしかない性格・性質
(出典:広辞苑第6版)

うん そうだよねって
これいいなって、
私は素直にそう感じました

そして、さらに見つけていた こんな言葉たち
そんなひとときが
ちょっと素敵なお昼休みになりました


バラは ひまわりになれないし、ひまわりは バラにはなれない

花は それぞれが独自に美しいのと同じで

人も それぞれに美しいの

みんな自分の個性を大切にするべきよ

Miranda Kerr

 

あなたは、

あなたであればいい

Mother Teresa

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そして最後に、今日これを読んでくださったあなたに・・・

みんな 誰もが持っているはずの

ありのままの自分

それぞれが、それぞれの中に持っているはずの

あなただけの個性

そんな あなた自身の個性を大切に

あなたが出逢う人の個性を大切に

あなたは、あなたのままで

そう ありのままのあなたでいい

(kyoka Mizuki)

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「言葉の花束」心に響く名言を・・・



今日は私の好きな言葉を少し集めてみました。
書籍からのものと、私が個人的に訳したものも半分ほど入っていますけれど
よろしかったら、どうぞご覧くださいね。
こうした言葉って、どんな時でも自分の心の支えになりますよね。

 

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自分がこうなってしまったことを
人は取り巻く状況のせいだと考えたりするけれど
状況の影響というものは
さほど大きなものではないと私は信じています
この世で成功している人は
立ち上がって 望んでいる環境を求めて探しに行き
見つからなかければ それを自ら作り出しています
(ジョン・バーナード・ショー)

 

しあわせなのは 今日の日を自分のものと呼べる人 
明日よ 最善を尽くせ 私は今日を生きたのだからと 
恐れることなくいえる人だけ 
(ジョン・ドライデン)

 

世の中の憂鬱は影に過ぎない
その後ろ 手の届くところに喜びがある
喜びをつかみなさい
(フラ・ジョバンニ・アンジェリコ)

 

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心に平安をもたらすことができるのは
誰でもない 自分自身でしかないのです
(ラルフ・ウォルドー・エマーソン)

 

私たちは 過去を振り返ることによってではなく
未来へ目的を持って
自らの責任で生きることで そこに叡智を得るのです
(ジョン・バーナード・ショー)

 

人が賢いかどうかといったものは
経験したものによってではなく
その経験をその人がどう活かすかによるのです
(ジョン・バーナード・ショー)

 

しばし羽を休めた枝が
細すぎて 折れるかと思えても
それを感じながら いざとなれば飛べばよいと 
気楽に歌い続ける 鳥のようであれ
(ビクトル・ユーゴー)


「人から向けられる嫉妬に悩む人」「妬んでしまう自分に悩む人」最終的にそこから解放されるには

 
今回は「人から向けられる嫉妬に悩む人」「妬んでしまう自分に悩む人」そうした方々へ前回の記事ではお伝えしきれなかった内容をお話できたらと思います。よろしければお付き合いくださいね。前回の記事をUPしてから一週間が経ちますけれど、毎日たくさんの方が訪れてくださって、私がこれまで書いてきた記事の中で最も多くの方が読んでくださっています。このことについては、やはり誰にも言えずに悩んでいる方々がどれほど多いかそのことに気づかされました。人間の持つ「妬み」という陰の感情から向けられたエネルギー、そのことに悩みながらも、心理学や脳科学、引き寄せの法則などから得られた気づきや経験が私にはありました。それらが同じように苦しんでいた皆さんにとって少しでも何かの気づきに繋がったり、癒されたり、強くなれたり、そうしてほんの少しでも誰かに寄り添うことができたのなら、私自身が東京に出て長い時間を喜んだり苦しんだり、時には戦ったりね・・・そうやって生きてきたことにも意味があったかなって、そう思えたりしています。

前回の記事で、嫉妬心を向けられて悩んでいる方に「もしも、その人が周囲を巻き込んであなたを陥れるような行動に出た場合は、そこから立ち去る勇気も必要で、そういう状況に無理をして身を置く意味はない」のだとお伝えしました。それはなぜか、ということをお話させていただきたいと思います。少しスピリチュアルな説明の仕方になってしまうのですけれど、まず嫉妬している人が、その対象となる人を陥れたり、相手の価値を下げようとする行為、実はそれは、その人が愛と分離された「破壊のエネルギー」を持ち、それを使っているということになります。以前、量子物理学のお話をした際に、私たちは波動を持っていること、そして同じ波動を引き寄せることなどをお伝えしました。皆さん、おそらくご存じの引き寄せの法則ですね。するとどうなるか、仮に嫉妬されて悩む人が、自分で解決しなければと、そこに立ち向かったとします。けれど、それは問題に意識を向けることで、逆にその問題へエネルギーを与え続けてしまうことになります。潜在意識による脳の働きも影響して問題を解決しようとする思いに対して「問題として在り続ける」といった現実をつくり続けてしまうのです。その人が持つエネルギーが高ければ高いほど、ますます問題を激化させてしまいます。ですから、自分でなんとかしようとするのではなく、問題に意識を向けないことが大切になります。これは私自身が経験して気づかされたことですけれど、引き寄せをよく理解されている方は、すでにご存知のことかもしれないですね。

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私の場合、嫉妬心を向けてきた人が組織や部署のトップの存在であり、異常なまでの感情をぶつけられて、こちらとしては戦いたくないにも関わらず、周囲を巻き込んだ抗争のような事態に発展してしまうことがほとんどだったのです。ですが、そこに気づいた私は、今度はそういう状況に対して言うべきことは伝えて、最終的にはそこを立ち去るという行動をとりました。すると何が起こったかといいますと、その後の状況としては、会社組織そのものがなくなる、その人が部署を追われる、または他に嫉妬すべき対象者が現れて、異常な行動を繰り返した結果、周囲からの信頼を完全に失い退職を余儀なくさせられるという事態が起こっていました。なぜなら、その人たちは、自らの中に破壊のエネルギーを持ち続け、それを作動させていますので、当然ながら同じエネルギーを自分に引き寄せます。そこに潜在意識からの脳の働きも加わりますので、その結果、自らそのエネルギーの渦に落ちていくことになったのです。昔から「因果応報」「自分が蒔いた種は自分で刈りとるしかない」ということわざがあるように、私たちにとって自分がどんな思考を持ち、どういった種を蒔くかはとても重要なのです。

そして、これも大切なことなのですが、嫉妬心を向けられた人にとって「妬み」という感情は相手のものでしかありません。ですから、それは、その相手の問題であり、その相手が向き合うべき課題だということ。私たちは相手に援助を求められた時以外、誰も他者の課題に介入する必要はないのです。ただ、もう一つとても重要なことがあります。それはこの問題だけでなく、すべての出来事にいえることなのですけれど。自分の中に何かの出来事によって憤りや虚しさなど、自分の中で消化しきれていない、やりきれない思いがあれば、そうしたものを残らず全て解消し手放していく、自分が伝える必要のあることはきちんと言葉にして言うことです。もちろん感情的に相手に気持ちをぶつけるのではなく、お互いにとって必要なことを客観的に捉えた上で、冷静に伝えるということです。
それをすることで相手も冷静になって自身を捉えることに繋がりますので、和解できる場合もあります。それをしないで、まだ自分の中で外部に対して言っていない、消化しきれない感情が残っている場合、それを持ち続けてしまうことで場所を変えても同じ出来事が起こります。そうして本当の気持ちを表現しないまま、無意識に我慢する心理的状態を長期にわたって続けてしまうと、今度は病気や事故、体の不調といった現象も起きてしまいます。それは、
望ましくない重大な出来事を経験することで、本当の自分からズレていることに気づかせ、そこに向き合うよう潜在意識からのメッセージだと思ってください。

あなたにとって、本当の思いをすべて表現すること、それはなかなかできないと思うかもしれません。けれど仮に、そのことで相手や周囲の人が何を感じ、何を言ったとしても、それはいうなれば他者の価値観という一つのものさしでしかありません。ですから、そういったものは相手のものであり、あなたがそれによって計られたとしても、何も気にする必要などないのです。私たちがそれぞれ何を感じ、どういった感情を持つかはその人の自由意志だからです。「あなたはそういう考え方なのですね」と思うことで、そのままにしておきましょう。無理に受け入れる必要もありません。正しい正しくないは必要ないのです。それはそれぞれ立場によっても、人によっても異なります。ですから、自分の中にある不必要な感情を手放し、癒しと解放を与えていく、自分自身の価値観で生きていく、そんなふうにしていくと、もしも新たな場所に移ったとしても同じ出来事に巻き込まれることなく、自分らしくいられます。

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そして、妬みの感情を持ってしまうことに悩んでいる人に、私がお伝えできることもお話させていただきますね。人にはそれぞれ個性があり、あなたにはあなたにしかない魅力、それが必ずあるのだということ、そのことをどうか知っておいていただきたいのです。
もしも、あなたに無いものを持っている、あなたが欲しいものを持っている、うらやましい、そう感じる人が、あなたの近くにいたとしたら、その人の個性とあなたの個性は違うものであることにどうぞ気づいてください。あなたはあなた自身を磨いていけばいいのです。あなたが今持っているものを、誰か他の人と比較する必要などないのです。もしも誰かを妬み、たとえば
その価値を落とそうとするような感情を持ちそうになった時は、それは逆に自分自身であなたの価値そのものを落とし、あなたが生まれてきた意味、本当にあなたが望んでいる人生とは対極の道を歩むことになってしまうのだと気づいてください。どうぞご自分を愛し、あなた自身を大切にしてください。

あなたが子供の頃に好きだったことは何ですか? 本当はどう生きていきたいですか? あなたが輝ける道を探してみませんか? あなたが本当の自分に向き合えば、それは必ず見つかります。このブログには、自分に自信が持てない人や、自分の好きなこと、やりたいことが何かわからない、といった方に向けた内容やエクササイズなども過去に紹介しています。もしよろしければ、お時間のある時にでもお読みになられるのもひとつの方法です。そしてどうぞ、あなた自身が生きるべく、この世界に生を受けた意味「本当のあなたが望んでいる人生」を見つけて、その道を歩みはじめていただきたいと、私は心からそう願っています。

私たちは誰もが、それぞれに自分にしか創れない人生を心に描いて、この地球に誕生しているはず。そのSEEDは、あなた自身の中にあるのです。

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人から向けられてしまう「嫉妬心から自分を守る方法」


今日は日常生活の中で、おそらく多くの人がひとりで悶々と頭を抱えてしまう悩みのお話です。心理カウンセラーに寄せられる悩みの中で「嫉妬されて困っている」という相談は「嫉妬する自分をなんとかしたい」という相談よりも多く寄せられるといいます。
今日のテーマはこうした悩みを抱える方へ、なにか少しでもヒントや気づきにつながればいいかなと、記事にさせていただいています。
この嫉妬という感情。これは相手の感情ですから、それを相手が持つこと自体はこちらにはどうすることもできないもの。だから苦しめられてしまいますよね。私たちは普段いろいろな会話やSNSを使った発信をしています。けれど、同じ内容や話を伝えていても、人によってとらえかたや受け取りかたは様々です。ですからまず、こちらにできることとして「嫉妬心の強い人を見極めて、できる限り距離をとること」それは自分を守るために最低限必要な行動になると思います。

以前、読んだ川村桂子さんの著書に「嫉妬心を持ちやすい人の特徴」として解説されていたのがこちらの5つ。

  • 「俺が、俺が」「私が、私が」という自己アピールの強い人
  • スタンドプレーを好む、相当な目立ちたがり屋の人
  • 噂好きな人
  • 大風呂敷を広げる虚栄心の強い人
  • 自分と他者を比較する不安感の常に強い人

こうした特徴を踏まえて、普段の会話やSNSでの自己表現などから性格を客観視していれば、嫉妬しやすい人は簡単にわかるといいます。私としては、この他にもそういった方が持つ共通点として多く感じるのは「自分が一番でありたい」「周囲にいる身近な人の中では、誰よりも自分が綺麗だと思われたい」「負けたくない」「常に自分が得をしている立場でありたい」という気持ちなどもとても強いように思います。そして、さらにその奥にあるのが「自分は人よりも優れた存在だと思い込むことで、常に満たされていたい」という思いではないかと感じています。 

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ただ、そういう人だとわかっても、職場、学校、友人、家族といった中では距離をとるのが難しいと思われるかもしれませんね。そうした状況から抜け出すには、まず何より「自分を守る、自分を大切にする」という気持ちを持つこと。それが「自分を愛する」ということにつながりますので、そうした気持ちを持つことがとても重要なのです。なぜなら、嫉妬心を向ける人というのは、嫉妬の対処となる人を傷つけたり、陥れたりして、その人の価値を落とそうとする負の感情を持っています。
そうした負のエネルギーに対しては、対極にある自分を愛するという「愛のエネルギー」を持つことが必要なのです。まず「自分を愛そう、大事にしよう」という感情、それを大切に握りしめるような気持ちを持つことで、相手を引き寄せない、相手が離れていくことにもつながっていくと思います。できれば相手のことも「愛の思いで見つめていく」という感情で対処していくのは理想ですけれど。現実には嫉妬心を向けてくる人に対しては、愛情を持って接しても、その人はそれを受け取ることも受け入れることもできません。
逆に嫉妬心を煽る形になってしまい、さらに行動がエスカレートしていく人がほとんどです。ですので無理はしないで、まず自分を愛することからはじめていきましょう。

次に距離をとる意味で、相手とは余計な話はしないよう必要最低限の会話にしたり、話しかけられても深い話は避ける、相手の言葉に反論や批判はしないで共感する言葉を使う、相手を立てることも大切です。とはいえ、あまり謙遜して相手を立て過ぎると、この人は何を言っても怒らない、自分の言いなりだと勘違いして、今度は嫉妬心に加えて横暴な態度までとるようになりますので、加減して注意深く付き合うようにしましょう。一番大事なのは「同じ土俵に立たない」ということ。こうした行動は自分でできることですから、まずは心がけよう、そんな気持ちでいるといいのではないでしょうか。

そして、もう一つお話しておきたいのが、嫉妬している人の中には「自分の嫉妬心を自覚している人」と「自分が嫉妬している事実を認めることができない人」がいるということです。前者の場合は本人も「改善したい」という気持ちを持つこともありますから、前向きに変わっていくという相手の未来も期待できます。けれど、後者の場合には「自分は完璧でなければいけない。完璧でなければ愛されない。」という思いが、おそらくその根底にあるように感じます。「自分は常に人から認められ、尊敬される存在でなければ」という思いが(本人は無自覚のまま)何より自分の存在意義になってしまっているのではないでしょうか。その思いが強すぎるために、自分が他者に対して嫉妬を感じているという事実を認めることができません。それは相手よりも自分が下だという事実を自分自身が認めることになるからです。ですから、その事実を歪めて見ることで自分を守ろうとします。問題は他者にあると責任転嫁しますので、相手との会話や行動はまったく噛み合わないものになります。そういう相手に対して、我慢してストレスを感じながら対応を続けていると、病気や身体の不調につながりますので、何よりも我慢しないで対処することが必要になります。

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対処法としては、言葉と思考を意識的に使うことが有効になってくると思います。認知心理学でも、言葉が思考を牽引するという考え方をもっています。私たちは言葉を通して世界を見たり、ものごとを考えていますので、言葉の使い方はとても重要です。それを踏まえて、たとえばこんな使い方もできると思います。一人静かな場所で「○○さんから私に向けられる嫉妬心は○○さんのものです。私はそれを受け取ることを拒否します。この嫉妬心は○○さんの元に戻します。」という言葉を口に出して宣言します。言葉として耳から聴くことで脳がそれを認知し、その方向へ作動し動き始めます。こうした思考も使いながら、脳に安心感を与えて自分自身を守っていく。自分は安心して生活していればいい、安全なのだという思いを大事にしながら、相手と距離をとっていくとよいのではないでしょうか。そして、もしも周囲を巻き込んで、あなたを陥れるような行動に出た場合は、そこから立ち去る勇気も必要です。そういう状況に自分が無理をしてまで身を置く意味はないのです。私は経験上、そのことを強く感じています。

そして、嫉妬されることを軽く流せるような気持ちでいることも大切になります。渦中にいる時こそ、そこに意識を向けないで反応しないことを心がけていると、いつの間にかそういう人は、あなたの周りからいなくなっていることに気づく日がくる、そんなふうにして望む未来を想定してイメージしておくことも効果的だと思います。
あなたの悩み、それは実際には、あなたは嫉妬されるほど魅力があり、価値のある人だということなのです。あなた自身が早くその価値に気づいてください・・・と、もしかしたらそんなメッセージなのかもしれません。
そして、生きるための苦しみや問題に意識を向けている自分に気づいたら、どうぞあなたの人生の中にある喜び、楽しみ、出会う人の中にある素晴らしさに意識を向けてみてください。この出来事はなんのために起きていたのだろう?、どんな未来に役立てることができるだろう?・・・そんな意識を持って歩きはじめた時、そこには、本当のあなたの人生が首を長くして待っているのかもしれませんね。

ノーベル賞受賞の自己免疫力・・・奇跡のハーブの癒しを体験


今日は、最近お世話になっているハーブのお話です。私がこちらの企業のイベントHeab Dayに初めて参加したのが昨年11月、素敵な場所だなと感じたのは、すでにその時からでした。私がブログのタイトルにしているHeal the Worldは、まさにそちらの企業もコンセプトにされていることだと知り、直感的に何かとても深いご縁を感じました。
私はこの記事を広告契約で書いているわけではないものですから、残念ながら会社名やブランド名などの詳細をこちらに記載はできないのですけれど、一言でいうと「地球環境を大切に、人と世界への癒し」そうしたことを目的に活動されている企業です。製品はすべてネイティブアメリカンの土地(先住民族)の中でも特に選び抜かれた土壌で、世界最高品質のオーガニックハーブとして育てたものを、さらに気の遠くなるほどの検査基準を設けて、何段階もの基準をクリアした製品しか世に出さないというのです。

そのため途中で基準を満たさない場合は製品にしないため、すでに発売されている製品でも補給できずに品切れや欠品になることもありますし、予定している新商品に、ほんの少しでも納得できない箇所が見つかれば発売延期になります。そもそも、売り上げを伸ばすための営利販売が目的ではなく、癒しのために製品を創られていますから、現在では当前のように思われる世間の常識や基準とはかけ離れているんですね。
口から身体に入れるもの、肌につけるもの、シャンプー、洗剤にいたるまで、すべて私たちの身体を自然治癒させる目的で創られていますし、徹底して自然環境を汚すことのない検査基準も設けられています。そのため、本社のあるアメリカ国内では医療機関から推奨を受けて医学誌にも掲載されていて、ホリスティック医療などの病院では患者さんにお薬の代わりに出している病院もあります。

私は自分で調べて本当に納得したものしか生活に取り入れないタイプですので、Heab Dayに参加する前に、こちらの製品を一部試してみたところ、数値上の検査としてもあまりに素晴らしかったものですから、参加を決めたのでした。そして、さらにその会場でも私の考え方やHeal the Worldとリンクする素敵な出会いが待っていました。
そこから30日間のプレミアム集中デトックスを試すことにしたのです。それらのお話につきましては、こちらに書いていますので、詳しくお知りになりたい方はどうぞご覧くださいね。

www.wishes-come-true.net

私が集中デトックスを試そうと思ったのは、以前から肝機能や血管・血流などの問題を自覚していたという理由からでした。長年のストレスからくる身体の不調を内側からすべてリセットしてしまおうと思ったのです。こちらの製品にお世話になる方は、やはりこれまで無理をさせてしまったご自身や身体を大切にしようという思いから始める方が多いようですね。そしてデトックスが終了すると驚くのは、本来持っていた身体の機能や健康を取り戻すだけではく、スタイルやお肌、髪質にいたるまで、あらゆるものが改善されることそれにはご本人だけでなく周りの方も驚かれるようで、ご家族や会社の方にも何をしたのかと聞かれるそうです。結局それは、これまで当たり前に口にしていたものに、いったいどれだけの害があったのか、ということも考えさせられるとお話されていて、みなさん、それ以後はオーガニックや無添加の生活をはじめられ、食にも地球環境にも気を配るようになられているんですね。

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私自身はありがたいことに、高校時代に家庭科の授業で教科書には載っていない食品の害について教育をしてくださった先生がいらして、そのおかげでオーガニックで添加物の入っていない食事や野菜中心の玄米菜食を続けてきていました。ですから、どの程度改善されるのかな?あまり大きな変化はないのでは?と半信半疑でもありました。
デトックスを開始する前に「せっかくですから外見上の変化もわかりやすいように、写真とボディサイズも測っておくといいですよ」と進められましたので、いただいていたデータ用紙とIN BODY測定器での検査から、デトックス前と後を比較してみました。

血管年齢 +22歳から-11歳へ、ストレス指数-11、さらに血管の柔らかさが上がりました(血管健康指数Bタイプ)
体重-1kg、体脂肪-3.3%、筋肉量+0.6%、二の腕-3.3cm、ウエスト-4.4cm、
腹囲-1.2cm、ヒップ-3.6cm、太もも-2.5cm、ふくらはぎ-0.3cm
私の場合、実はディレクターになる以前、学生の頃はモデルをしていたこともあり、ダンス経験も長かったせいで、一般の方よりは細身でアスリートな身体です。数年前にピラティスやヨガの資格をとっているなど、以前から体型はほとんど変わっておらず、実のところ特に変えようという意識は持っていませんでした。それでも、最近ちょっと気になっていた箇所が引き締まって、全体的にさらに筋肉質になっています。一般的な方々と比べると変化はそこまで大きくはないものの、検査をしてみると明らかに改善されているんですね。オーガニックで添加物の入っていない食事を続けてきた私でさえ、これだけの違いがあるのですから、一般的な食事をされてきた方々の変化の凄さはいうまでもありません。

こちらが子供の頃より一般的な食事をされてきた方が、私と同じように30日間デトックスをされた一例、この方は30代の女性です。
体重-6.5kg、ウエスト-13.7cm、腹部-10.7cm 、ヒップ-14.6cm
やはりかなり毒素排出されて全体に大きくデトックスされていますね。私はお写真も拝見しているのですけれど、もともとお綺麗な方なのがさらにお顔周りもスッキリされて、むくみがなくなられて、とても素敵だなと感じました。

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私自身の場合、今は季節的に厚手の服装ですから、ボディの変化は周囲に気づかれないのですけれども、肌や髪が10代に近づいていると言われて驚きました。私はいつもスッピンで、まじまじと鏡を見る習慣がないために自分ではまったく気づかなかったんですね。こちらの企業の製品には飲み方などを指導してくださるトレーナーさんがいらっしゃるのですが、女性の方もノーメイクで、きめの細かい綺麗なお肌の方ばかりなのです。ファンデーションを塗る必要のない透明感のある肌をされています。そもそもファンデを塗るという行為自体が絵の具を肌に塗るようなもので負担を与え、肌にとって自然な状態ではありません。どんなに良質なファンデも半日もすれば酸化して単に汚れをのせているだけ、それを長年続けてしまうことで肌を痛め続けてしまい、逆にファンデで隠さなければならない肌になってしまうんです。外出時に日焼け止めで防御して、普段はノーメイクでいる方が肌の劣化や老化を早める要因も少ないのです。

「透明感のある肌をファンデで隠してしまうのはもったいないことです。どんなに頑張ってもファンデーションでは素の肌が持つ透明感は表現できないんです。」これは以前、私の肌に合わせてファンデをつくってくださっていたメーカーのプロの方が実際におっしゃった言葉です。現代人女性は、肌にファンデを塗るのが当たり前で、人前に出る身だしなみのような思い込みを持たれている方も多いのではないでしょうか。でも、少し見方を変えてみると意外な発見があるんですね。

私にこちらの製品を紹介してくださった美容師さんは、初めてトレーナーさんたちにお会いした際、髪の美しさと肌のレベルに一番驚いたとお話されていたことを思い出し、なるほどと納得していました。さらに私にとって嬉しかったのは、デトックスしていくと身体だけでなく無駄な思考も捨てられるようになり、思考がとても自然に前向きなものへと変化していくことでした。やはり他の方々も同じで、精神的にも変わられていくのを体感されているそうです。さらに、肝機能が改善されて身体の血流がよくなり、冷え性も以前ほど辛くなく、身体自体が軽くなった感覚があります。長年の不眠も改善されました。他にも効能はとても多くて、アレルギーやアトピーの症状が消えたり、病気の症状が緩和されたり、癌細胞が消えていた方など、人によって実に様々です。体験された方々は家族の健康を守りたいと、お年寄りも含めてご家族で使用される方が多いということでした。

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気になる方は、私も最初に参加した東京で開催されているHeab Dayに参加されるといいかもしれないですね。すべての製品を無料で試飲できて、美容液などのお試しもできますので、私はそれで判断させていただきました。以前、NHKの番組にも登場した指一本で測定できる最新鋭のマシーンとIN BODY測定器で、血管をはじめとした身体内部の細かな検査も服を着たまま数分でできます。実際に体験された方々の実例を交えたトークも聞けますから、ご自身の五感で体験されると、よりわかりやすいと思います。遠方から参加される方も結構いらして、わざわざ九州から来ているという方ともお話させていただいたのですが、とても意識が高いなと驚きました。もちろん製品を売りつけられるようなこともいっさいありませんから、どうぞご安心ください。
と、ここまでお話しておきながら書きっぱなし・・・というのは何だか良心が・・・さいなまれるので(笑)情報をお知りになりたい方は、私のLINE水月響香にご連絡いただければ、時間のある時にお返事で詳細をお伝えすることもできますので、お気軽にご連絡くださいね。

生きていることを楽しんで・・・楽しみは自分で創り出せるもの


1月に入り、
私たちの業界は仕事が少し落ち着く時でもあります。
休暇を取る方もいたりして、ちょっとだけゆったりできる時期なんです。
今は、ちょうどランチタイム
その時間を利用して、昨日の記事に出てきた「好きなものノート」の中身を
ほんのちょっとだけ、お見せしてみたいと思います。

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こちらは母とふたりで沖縄に行った時のもの
その当時、父の介護ばかりで、自分の楽しいこと、好きなことを考えられなかった母に
「どこへ行きたい?」と聞いてみると「沖縄がいい」という言葉が返ってきたのです。

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4月だったせいもあり、人はほとんどいなくて
ビーチもホテル内も
私たちの貸切状態という、何とも贅沢な時間(笑)
心から ゆったりと楽しむことができました。

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ホテルの庭園内にある海沿いのチャペル、心地よい風にエメラルドグリーンの海
どこまでも青い空につつまれて・・・

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レンタカーで走って気づいたのは、とにかく沖縄の方々はゆったりしていて
東京のようにせかせかしていないこと
みなさん、時速30~40キロの制限速度で走ります。
私自身はスポーツタイプの車を運転していたので、これにはかなりビックリ!?

ちょうどGACKTさんも、撮影で沖縄にいらしていて
Twitterに、ご自身が運転されている、やはりスポーツタイプの外国車とともに
数枚のお写真が・・・
「遅い・・・車が壊れる・・・」とコメントされたのを発見(笑)
母とふたりで「同じこと言ってる~」と、大笑いしていたのを思い出します。

 

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そして、こちらは私のお気に入りのターシャさんの本
お写真も、もちろん素敵なのだけれど
中に書かれている彼女の言葉、
その一つひとつが私は好きで

彼女の生き方そのものが、私たちへのメッセージ・・・
溢れる情熱で、夢を叶え続けた質素で優雅な人

 

何かに夢中になるのは大事なことです。
何でもいいの。
それが人を前に進ませます。


近道を探そうとしないこと。
価値のある良いことは、みんな時間も手間もかかるものです。


今日は昨日より、明日は今日より、良くしようと思うかどうかで
毎日が変わるものよ。


みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。
幸福になりたいというのは、心が充たされたいということでしょう。

                        Tasha Tudor