Heal the World

人生を豊かに生きていく。多くの人とそれぞれの知識や経験をわかちあい、喜びを共有していけたら。そんな想いから、こちらのブログは始まりました。ホリスティック医療の考え方を取り入れた心理セラピーやヒーリングメソッドも活用しながら、最適な考え方などを紹介しています。

未来を変える力は、一人ひとりの手の中に


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一人の女子高生の行動が世界を動かすムーブメントへと拡がっている
少し前にこの記事を読んだのは、仕事場でのお昼休み
尊敬する陶彩画家である草場一壽(くさばかずひさ)さんのFacebookより
この記事の内容を知ることができました。

www.huffingtonpost.jp

周囲は、いつものように目の前の仕事に追われる人々が行き来する日常があり
それに対して、この少女は、自分の生活を守るという次元とは全く異なる
高い視点から、世界を未来を見通す目を持ち
自分に何ができるかを考え、意志を強く持ち、その信念を行動に移しています。
人には自分に与えられた時間の中で、何を見て、何を考え、
どのような気づきを得るか、そうした自由がいつも与えられています。

私たちは地球に暮らす種族のほんの一部であり、地球に自然に生かされている
そのことをいつも心に留めておかなくてはいけませんね。
今はっきりとした解決方法は、まだ生み出されていませんけれど
CO2削減には、森や木々という本来地球が持っているその力が大きな鍵になる
このことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

人間が生活を便利にするためにと、木々を伐採し森が失われていったことが
生物が地球で暮らせなくなる未来という大きな危機をつくりだしています。
そうしたことを、今すぐに一人ひとりが考えることからはじめましょう
彼女の存在は、それを使命として私たち人に問いかけているのだなと
私は、そんなことを感じています。

皆さんは、フンデルトヴァッサー・ハウスをご存知でしょうか?
オーストリアのウィーンに生まれ
母親をユダヤ人に持つ彼は一族を強制収用所で失っています。
彼の創作は、家と人と自然が共存する哲学から生み出された建築物
建物が自然と一体化し、曲線を使った緑あふれる建物です。
低所得者層が住める集合住宅、スパ、診療所、ゴミ処理場なども含む
様々な建築物を世界各地に創造し続け、世界中から愛された建築家であり画家です。

私たちが自然から奪い取ったものを償うため、屋上庭園をはじめ
建物の中に植物がそのまま生き、人々は植物とともに暮らしています。
「建物を造ると、ぞの分は自然を破壊します。
それを建物の中に入れて自然に返す責任がある。」
生前、フンデルトヴァッサーはそう語っていました。

大きなことをしようとすれば時間はかかりますが
フンデルトヴァッサー・ハウスをお手本にすれば
私たち一人ひとりに今できることがあります。
たとえば、ご自宅に庭をお持ちの方は、その庭にもう一本でも多く苗木を植える
マンションなどにお住いの方、庭をお持ちでない方は
ベランダや部屋の中で少しでも多くの植物を育てる
そうした一人ひとりの力が、あなたの力が集まることで
未来を変える大きな力になります。

今できることをはじめてみませんか?
子どもたちが、その次の世代が、安心して暮らせる未来を創っていくために・・・

www.youtube.com