Heal the World

人生を豊かに生きていく。多くの人とそれぞれの知識や経験をわかちあい、喜びを共有していけたら。そんな想いから、こちらのブログは始まりました。ホリスティック医療の考え方を取り入れた心理セラピーやヒーリングメソッドも活用しながら、最適な考え方などを紹介しています。

「人から向けられる嫉妬に悩む人」「妬んでしまう自分に悩む人」最終的にそこから解放されるには

 
今回は「人から向けられる嫉妬に悩む人」「妬んでしまう自分に悩む人」そうした方々へ前回の記事ではお伝えしきれなかった内容をお話できたらと思います。よろしければお付き合いくださいね。前回の記事をUPしてから一週間が経ちますけれど、毎日たくさんの方が訪れてくださって、私がこれまで書いてきた記事の中で最も多くの方が読んでくださっています。このことについては、やはり誰にも言えずに悩んでいる方々がどれほど多いかそのことに気づかされました。人間の持つ「妬み」という陰の感情から向けられたエネルギー、そのことに悩みながらも、心理学や脳科学、引き寄せの法則などから得られた気づきや経験が私にはありました。それらが同じように苦しんでいた皆さんにとって少しでも何かの気づきに繋がったり、癒されたり、強くなれたり、そうしてほんの少しでも誰かに寄り添うことができたのなら、私自身が東京に出て長い時間を喜んだり苦しんだり、時には戦ったりね・・・そうやって生きてきたことにも意味があったかなって、そう思えたりしています。

前回の記事で、嫉妬心を向けられて悩んでいる方に「もしも、その人が周囲を巻き込んであなたを陥れるような行動に出た場合は、そこから立ち去る勇気も必要で、そういう状況に無理をして身を置く意味はない」のだとお伝えしました。それはなぜか、ということをお話させていただきたいと思います。少しスピリチュアルな説明の仕方になってしまうのですけれど、まず嫉妬している人が、その対象となる人を陥れたり、相手の価値を下げようとする行為、実はそれは、その人が愛と分離された「破壊のエネルギー」を持ち、それを使っているということになります。以前、量子物理学のお話をした際に、私たちは波動を持っていること、そして同じ波動を引き寄せることなどをお伝えしました。皆さん、おそらくご存じの引き寄せの法則ですね。するとどうなるか、仮に嫉妬されて悩む人が、自分で解決しなければと、そこに立ち向かったとします。けれど、それは問題に意識を向けることで、逆にその問題へエネルギーを与え続けてしまうことになります。潜在意識による脳の働きも影響して問題を解決しようとする思いに対して「問題として在り続ける」といった現実をつくり続けてしまうのです。その人が持つエネルギーが高ければ高いほど、ますます問題を激化させてしまいます。ですから、自分でなんとかしようとするのではなく、問題に意識を向けないことが大切になります。これは私自身が経験して気づかされたことですけれど、引き寄せをよく理解されている方は、すでにご存知のことかもしれないですね。

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私の場合、嫉妬心を向けてきた人が組織や部署のトップの存在であり、異常なまでの感情をぶつけられて、こちらとしては戦いたくないにも関わらず、周囲を巻き込んだ抗争のような事態に発展してしまうことがほとんどだったのです。ですが、そこに気づいた私は、今度はそういう状況に対して言うべきことは伝えて、最終的にはそこを立ち去るという行動をとりました。すると何が起こったかといいますと、その後の状況としては、会社組織そのものがなくなる、その人が部署を追われる、または他に嫉妬すべき対象者が現れて、異常な行動を繰り返した結果、周囲からの信頼を完全に失い退職を余儀なくさせられるという事態が起こっていました。なぜなら、その人たちは、自らの中に破壊のエネルギーを持ち続け、それを作動させていますので、当然ながら同じエネルギーを自分に引き寄せます。そこに潜在意識からの脳の働きも加わりますので、その結果、自らそのエネルギーの渦に落ちていくことになったのです。昔から「因果応報」「自分が蒔いた種は自分で刈りとるしかない」ということわざがあるように、私たちにとって自分がどんな思考を持ち、どういった種を蒔くかはとても重要なのです。

そして、これも大切なことなのですが、嫉妬心を向けられた人にとって「妬み」という感情は相手のものでしかありません。ですから、それは、その相手の問題であり、その相手が向き合うべき課題だということ。私たちは相手に援助を求められた時以外、誰も他者の課題に介入する必要はないのです。ただ、もう一つとても重要なことがあります。それはこの問題だけでなく、すべての出来事にいえることなのですけれど。自分の中に何かの出来事によって憤りや虚しさなど、自分の中で消化しきれていない、やりきれない思いがあれば、そうしたものを残らず全て解消し手放していく、自分が伝える必要のあることはきちんと言葉にして言うことです。もちろん感情的に相手に気持ちをぶつけるのではなく、お互いにとって必要なことを客観的に捉えた上で、冷静に伝えるということです。
それをすることで相手も冷静になって自身を捉えることに繋がりますので、和解できる場合もあります。それをしないで、まだ自分の中で外部に対して言っていない、消化しきれない感情が残っている場合、それを持ち続けてしまうことで場所を変えても同じ出来事が起こります。そうして本当の気持ちを表現しないまま、無意識に我慢する心理的状態を長期にわたって続けてしまうと、今度は病気や事故、体の不調といった現象も起きてしまいます。それは、
望ましくない重大な出来事を経験することで、本当の自分からズレていることに気づかせ、そこに向き合うよう潜在意識からのメッセージだと思ってください。

あなたにとって、本当の思いをすべて表現すること、それはなかなかできないと思うかもしれません。けれど仮に、そのことで相手や周囲の人が何を感じ、何を言ったとしても、それはいうなれば他者の価値観という一つのものさしでしかありません。ですから、そういったものは相手のものであり、あなたがそれによって計られたとしても、何も気にする必要などないのです。私たちがそれぞれ何を感じ、どういった感情を持つかはその人の自由意志だからです。「あなたはそういう考え方なのですね」と思うことで、そのままにしておきましょう。無理に受け入れる必要もありません。正しい正しくないは必要ないのです。それはそれぞれ立場によっても、人によっても異なります。ですから、自分の中にある不必要な感情を手放し、癒しと解放を与えていく、自分自身の価値観で生きていく、そんなふうにしていくと、もしも新たな場所に移ったとしても同じ出来事に巻き込まれることなく、自分らしくいられます。

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そして、妬みの感情を持ってしまうことに悩んでいる人に、私がお伝えできることもお話させていただきますね。人にはそれぞれ個性があり、あなたにはあなたにしかない魅力、それが必ずあるのだということ、そのことをどうか知っておいていただきたいのです。
もしも、あなたに無いものを持っている、あなたが欲しいものを持っている、うらやましい、そう感じる人が、あなたの近くにいたとしたら、その人の個性とあなたの個性は違うものであることにどうぞ気づいてください。あなたはあなた自身を磨いていけばいいのです。あなたが今持っているものを、誰か他の人と比較する必要などないのです。もしも誰かを妬み、たとえば
その価値を落とそうとするような感情を持ちそうになった時は、それは逆に自分自身であなたの価値そのものを落とし、あなたが生まれてきた意味、本当にあなたが望んでいる人生とは対極の道を歩むことになってしまうのだと気づいてください。どうぞご自分を愛し、あなた自身を大切にしてください。

あなたが子供の頃に好きだったことは何ですか? 本当はどう生きていきたいですか? あなたが輝ける道を探してみませんか? あなたが本当の自分に向き合えば、それは必ず見つかります。このブログには、自分に自信が持てない人や、自分の好きなこと、やりたいことが何かわからない、といった方に向けた内容やエクササイズなども過去に紹介しています。もしよろしければ、お時間のある時にでもお読みになられるのもひとつの方法です。そしてどうぞ、あなた自身が生きるべく、この世界に生を受けた意味「本当のあなたが望んでいる人生」を見つけて、その道を歩みはじめていただきたいと、私は心からそう願っています。

私たちは誰もが、それぞれに自分にしか創れない人生を心に描いて、この地球に誕生しているはず。そのSEEDは、あなた自身の中にあるのです。

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