Heal the World

人生を豊かに生きていく。多くの人とそれぞれの知識や経験をわかちあい、喜びを共有していけたら。そんな想いから、こちらのブログは始まりました。ホリスティック医療の考え方を取り入れた心理セラピーやヒーリングメソッドも活用しながら、最適な考え方などを紹介しています。

自然災害から教えられること、意識を変えた先に見えてくるもの


今回も日本列島に猛威をふるった台風19号
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

今、世界各地で起きている様々な現象、アマゾンの森林火災も・・・

wired.jp

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実は私には、2011年の震災、あの頃からずっと感じていたことがあります。
一般的には、自然災害や異常気象という捉え方になっている現象は
人間が経済活動のために、いつの間にか地球環境を大きく破壊し
汚染するにいたってしまった、その責任をいよいよ問いかけられているのではないか

自分が蒔いた種は、いずれ自ら刈りとることになる
それは自然の摂理

先日、職場のFM放送からグレタ
・トゥーンベリさんのニュースが流れた時のことです。
一人の女性が口にされた言葉があります。
「国の偉い人たちの心に響かなければ何にもならない」
おそらく多くの方は、まだそうした気持ちでいらっしゃるのかもしれませんね。
その方は、これまで選挙の投票にも行ったことがないという方で
話を聞くと「選挙に行っても何も変わらないし、政治に興味が持てない。
どこに投票していいかも分からないし、どうせ彼らは公約なんて守らないから・・・」
という話でした。

もしもこの記事を読んでくださっている方の中にも
同じように考えていらっしゃる方がいらしたら
そうした考えの根底に潜んでいるもの
それをできれば探っていただきたいな・・・と私は思うのです。

そこには無関心の奥に潜む感情があるでしょうから
例えば「原発も戦争も環境破壊も、そうした産業があるから無くならない」
「何事も国を指揮している上層部の人間が動くものであって自分には関係ない」
という、まるで人ごとのような、何か遠いところで起きているような感覚
「一人の人間が動いたところで何にも変わらない」という無気力さ
「自分には何もできることなどない」という諦めなど
他にもいろいろと、ご自分の思いに気づくことがあるのではないでしょうか。

以前も私がグレタ・トゥーンベリさんの記事の中で書いた思い

www.wishes-come-true.net

大きなことをしようとずれば時間はかかりますけれど
国や政府など、誰かが動くのを待って任せるのではなく
一人一人が、今すぐにできることから始められること
そうした行動が今私たち一人一人に求められているのではと
そんなことを私は感じるのです。

解決策を見つけることに固執して
そこに論議や時間を費やしていては間に合わなくなってしまいます。
地球という場を借りて、限られた時間を生きる私たちが
地球に生かされている事実を忘れ、経済活動に埋没した結果
このままでは次の世代が生きられない、存在できない
そんな負の遺産を残す未来を創ろうとしています。

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まずは難しく考えずに、地球をできるだけ元のありのままの自然の姿に戻していく
人間が自然と共存した生き方を生み出すこと
そこを目指して、今日からでも一人一人に行動できることがあります。

庭をお持ちの方は一本でも多く苗木を植える
マンションにお住いの方は、ベランダや室内に少しでも緑を増やす
一人一人がそうした行動を起こしていけば、それも大きな力になるのです。
一人でも多くの方が自然の大切さに目を向ける、意識を向けること
その意識は、やがて大きな創造力の源となり、失われた緑を増やす未来へつながります。
そうして破壊ヘと加速している速度を緩やかにすることで、その時間の中で
意識を経済発展優先から自然との共存の重要さへシフトして、解決策を見つけていく
そうした行動も必要になってくるのではないかと、そんなことを私は思うのです。

動物も植物も、すべては成長する目的で誕生し生きています。
一見最悪に思える出来事も、それをどう捉え、そこから何に気づき
どのような学びを得ることができるか
それにより、その先の未来は大きく変わっていきます。

破壊を繰り返し汚染し続ければ、当然ながらそれは自然の摂理に反し
これまで保たれていたバランスは崩れていきます。
当たり前にあるわけではないのですから
地球という豊かで美しい星が、これまで私たちに限りなく与え続けてくれていること
それを忘れてはなりませんね。

あなたは、この先にどんな未来を創造したいでしょうか・・・