Heal the World

人生を豊かに生きていく。多くの人とそれぞれの知識や経験をわかちあい、喜びを共有していけたら。そんな想いから、こちらのブログは始まりました。ホリスティック医療の考え方を取り入れた心理セラピーやヒーリングメソッドも活用しながら、最適な考え方などを紹介しています。

望まない出来事も「望む未来」を創り出す重要な手がかりになる

前回の記事に賛同してくださっている皆さん、
シェアしてくださった皆さん、ありがとうございます。

www.wishes-come-true.net

望まない出来事だと感じるものには、とても重要なヒントが隠されている
私がそんな
ふうに捉えるようになったのも
幾度となく体験してきた様々な出来事がそれを私に教えてくれていたから
今はそんなことを感じています。

嬉しいこと、つらく悲しかったこと、一般的な方よりもその振り幅があまりに大きくて
(その理由にも最近ようやく気づけました)
それに耐えるには強くなるしかなかったというのもありますけれど
まるでジェットコースターのような自分の人生の中で
たとえばつらい出来事だとしても、それは必ず人生を大きく飛躍させるチェンスになる
だから自分が納得できるところまで向き合おう
そんなふうにいつも考えてきました。

そうして腑に落ちた段階で手放して完結させる
そのことが、前に進むためにとても重要なものに気づかせてくれていたように思います。

そして今、これまでの経験には、その一つひとつに深い意味があったのだなと気づかされています。
通常、人は望まない状況を経験したくないと思うものですよね。
できるだけ考えないようにしたり、心の奥にしまいこんで見ないように蓋をしたり
または起きないように願ったり・・・
それでは、そうした出来事が起きる意味を解決していませんし
逆に問題が問題(課題)で在り続けることになり、その
出来事を顕現化させています。

そうして望まない状況に、どうしてこんなことが起きるのだろう
世の中は自分ではどうにもできない、そんな感覚になったりします。
また、そうした出来事が起きる理由を誰かや何かに教えてもらうことで解決しようとしたり
何かに救いを求める方もいらっしゃると思います。

けれど実は、すべての答えは自分の中にある
なんのためにこの出来事が起きたのか?
自分の内面を深く掘り下げて考えていく

また、未来に自分が望まない状況がどういうものかを認識して詳細に洗い出すことや
自分はどういった状況、どういう人や人間関係を、どのような理由で望まないのか
それらを自覚することは
対極にある「望む状況」を自分の中に描き出す重要な手がかりになります。
そして「良くない出来事に見えるもの」から何を学び、それを未来にどう役立てていけるか
その一つひとつの意味を自分の中で整理し、消化していくことで
その先が大きく変化していくことに気づかされています。
未来に起きる出来事が変化し、思いもよらなかった出逢い、状況などが開かれていきます。

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今年の夏、私が拝見した舞台「氷艶」の中で「人は等しく幸せになる権利がある」
という意味合いの言葉が出てきます。

本当の意味での幸せというものは、自分の中にあり、誰かに与えてもらうものでもなければ
お金や物が運んでくるわけでもなく、すべての人に平等に与えられているもの
けれど、幸せになりたい、ただそうして漠然と考えていても現実は何も動き出しません。
行き先を決めないまま車を運転したり、電車に乗る人はいないと思うのですけれど
人は自分の人生の目的や行き先を決めないまま、無意識に日々を生きているのかもしれませんね。

幸福へと続く道を見つける最初のステップは、自分が何を望み、どう生きたいかに気づくこと
そして、その未来へ向けて自ら地図を描いて歩きはじめること
すべてはそこから動き出すのだと改めて感じます。
そのためには、望まない状況を経験することにも、とても深い意味があったのだと
この数年の私は、とても強く考えさせられてきました。

もしも、あなたが何か納得できないことに悩まされた時には
自分はその反対に何を望んでいるのか?
この望まない現実を体験したことで、自分はここから何を考え、何を学べるだろうか?
それを未来にどう活かし、社会に役立てることができるだろうか?
一人静かに考えてみられるといいのかもしれませんね。

起きている出来事には必ず意味があることを理解したうえで思考し
自分や周囲を見つめ直してみることで
その先にある光を見つけることができる、とでもいうのでしょうか・・・
長いトンネルを抜ける真の意味での光へ繋がる道
それは、ずっと自分のすぐ足元にあったのだと、そんなことを発見するのかもしれません。