自信がない、メンタルが弱い…そんな時に大切なこと
私たちが日々抱えてしまういろいろな悩み
今日のお話は、自信がない、メンタルが弱い、
そんな時に考えてほしい大切なことです。
何かやろうとした時に、いざとなると自信が持てない、メンタルが弱くて…
そうした部分は誰にだってありますよね。
その理由は人それぞれ違うものですので
ご自身で、ある程度は原因を自覚されている人もいらっしゃれば
ご自分が考えているものとは違う原因が隠れていることも多く
やはり過去世に原因があったりもします。
そこはセッションをしてみないと、特定はできないのですけれど
日常の中で今できることを行って、少しでも改善させていくことは
ご自分の気持ち次第で、どなたにもできると私は思っています。
一般的に、自分に自信が持てないと思っている心の中には
過去に誰かによって自分を否定されるような言葉を何度も向けられていたり
失敗した時に批判されたなど、何かによる影響を受けています。
特に幼い頃に両親から向けられた言葉の影響は一生を左右するほど大きなものです。
そして、私たちはそのことを自覚しないまま日々を過ごしています。
たとえば、子供の頃に両親や周りの大人から
「まったく、お前はドジだなぁ」「ほんと、どんくさいなぁ」
と何かにつけて言われていたとします。
言ってる側としては軽い気持ちで言っていたり
その、できなさ加減を可愛いと思って口にしているだけ
というのがほとんどではと思います。
でも、言われている子供としてはそんな判断はできませんから
「自分はドジで人より劣っているんだ。できない人間なんだ」と
無意識に潜在意識に刷り込まれ、そうした思い込みを持つことになります。
当然、自分に自信が持てなくなってしまうのです。
こうした両親から受けてしまった思い込み（心の傷）は
気づかないまま誰もが持っているものです。
それを解消するには、心理カウンセラーとして知られるリズ・ブルボーさんの
「五つの傷」を読まれることをまずはお勧めします。
この本は続編と合わせて２冊で構成されていて
自分の中に両親の影響により持つことになった思い込みがあることに気づけますし
それを受け入れ、痛みをとりのぞき
本当の自分を取り戻すための方法が紹介されています。
解放していくことでとても楽になって生きやすくなると思います。
そして、もう一つお伝えしておきたいものがあります。
私たちが何かを行動した際にその報酬となるモチベーション
ポジティブな感情、喜び、幸福感などを司る
神経経路のグループである「脳報酬系」です。
脳の様々な領域が報酬系に関与していますので
この「脳報酬系」を動かす行動をすることで
私たちは幸福感や達成感を感じることができます。
自信がないという人には、まず小さなことでいいので自分の好きなことをして
この「報酬系」に喜びを与えてあげる、少しずつ達成感を味あわせてあげること
そこからはじめていただけたらと私は思うのです。
一般的に自分に自信が持てない人に多いと言われているのが
・セルフイメージが低い
・劣等感、コンプレックスを抱えている
・失敗体験、失敗することへの恐れ
・完璧でなければいけないという自分への締めつけ
・人からどう見られているか、他人の評価を常に気にする
・自分と他人を無意識に比較してしまう
もしも今、お読みいただいている方の中に
こうした感情がおありの方がいらっしゃいましたら
少しだけお尋ねしたいと思うのです。
あなたが完璧でなければならないと感じる理由に何がありますか？
完璧でない場合、あなたにどんな不都合がありますか？
人と比較して、そこにあなたはいったい何を得ることができますか？
それよりも少しずつ自分にできることをして
達成感や小さな喜びを自分自身に与えてあげてはどうでしょう。
その達成感や喜びはあなたの自信へとつながります。
人からどう見られるかを気にしたところで、それは自分を萎縮させてしまうだけ。
自分で自分を苦しめることになりますので、そこに得るものは何もありません。
人から何を言われようと、どう見られようと、それはその人の価値観であって
あなたとは何の関係もありません。
それはあなたのものではないからです。
人の価値観で自分をはかる必要などないのです。
あなたにはあなたにしかできないことがあって
それを見つけて成長していくことがあなたの自信や喜びにつながるかもしれません。
他人を気にせず、自分で自分を喜ばせることからはじめていけば
その中で、あなたはきっと何かを手にするでしょう。
短所ではなく、長所に目を向けて
できなかったことより、できたことに目を向けて
小さな目標を立てて、それを達成していく喜びを知る
あなたの好きなことをして、好きな人たちと過ごす時間
そんな時間を少しずつ増やしていけるといいですね。
