人生が明るく変化していく仕組み

土曜日に２回目のワークショップを開催しました。先月のワークショップを受けられてから、みなさん驚きの変化を体験されていらっしゃるようでした。やはりご自身で体験されることで自信も生まれますし、目の前に起きる出来事を冷静に客観的にとらえることができるようになっていかれますね。
みなさん前向きに、ポジティブに生活されていらっしゃるようです。とにかくお話を伺っていると、何より明るくなられているのが感じられて私も嬉しいです。思考を変えたことで現実を創造するものが変化し、最善が起きているのだと感じます。今回のワークショップはこれで終了となりますけれど、ご縁があって、こうして出会えたみなさんに感謝の思いです。

このことはワークショップでもお伝えしたのですけれど、ブログをご覧くださっているみなさんにもお話させていただこうかなと思います。私は少し前に、問題解決にはヒーリングと自己解決するバランスがとても大切だとお伝えしました。
このことによって、ヒーリングそのものを否定するつもりはありません。各層から行われるヒーリングをそれぞれマスターされた方、素晴らしいヒーリング能力を身につけていらっしゃる方々に敬意を持っています。私たちが目指している場所は同じであり、ただそのルートが違うだけだと思っています。どういった道を通り、どういった経験をして、そこにたどり着くか、それは私たちに選ぶ自由意思が与えられています。もちろん選ぶのはご自身です。

ここで少しだけ深いお話をしますと、実は世界の物理的な概念を示すものとして、存在の7層という仕込みがあるのですが、私たちは第１層から第7層に至るまで、すべての層に住んでいます。けれど、意識の上では第３層にいるのだと考えて生きている存在です。
それは恐れ（エゴ）によるもので、疑いと不信という感情に支配されている思考パターンが原因です。本来なら、その恐れというものについて考えたり分析するのをやめれば、思い通りに人生が創造されることを理解し、本当の自分自身を生きることにつながるのでしょうけれど。私たちにとってエゴの支配が大きい現在の状況では、そうした行動をとることはかなり難しいと言わざるを得ません。

そのため、問題となる原因（辛いこと）を手放すには、恐れによって、自ら隠すことで逃げてしまうことになっていた感情を一度引き出して、自覚することが大切になってくる、そういった方が多いのです。なぜなら、その辛い感情を味わいたくなくて、心の奥深くに隠して鍵をかけて見ないように蓋をしていることが、問題をつくり出しているという負の連鎖があるからです。それによって、さらに強くエゴに支配されることになってしまいます。

ですから、そのことにご自身が気づいて、ご自分の感情と向き合って、その奥で自分は本当は何を求めていたのか、なぜその問題が起きていたのか、そこに気づきが生じることで苦しみから解放される新しい思考が生まれます。それが大事なのです。そこから許しや、解決に導かれ、これまでとは生まれ変わったように明るい気持ちが出てくるようになっていきます。これは、Christian tal schaller医学博士のセラピーやジャーニーメソッドでも使われている手法です。これを私は心理カウンセリングにも取り入れています。

実は、私たちが問題だと感じているものは「自分のためにならない感情」を持っていることに気づかせ、それを手放すよう即すために、人生で何度も同じような出来事が繰り返し起こってしまうといってもいいかもしれません。
私たちが自覚している顕在意識は氷山の一角のようなもので、わずか３～10%、潜在意識（無意識）は90～97%といわれています。現実というのは、この影響力の強い潜在意識の思い通りに結果が導かれていくことになるのです。

私たちは望みどおりに人生を創造することができます。あなたの道を阻んでいるものから開放されて、私たちが本来持っている創造性や可能性に気づき自由に生きられますよう、みなさんが「本当の自分」に出会い、喜びと笑顔に溢れる人生を創造できますように、今日は最後に、この言葉を贈りたいと思います。
思考が現実化することを教えてくださる名言であり、深い気づきと勇気をも与えてくれる素晴らしい言葉です。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マザー・テレサ