あなたの現実世界を創り出す波動「意識レベル」とは？
今回は、私たちがそれぞれ無意識に住み慣れている
「意識レベル」を持っていることについてのお話です。
これまでお話してきましたように
私たちは生きる目的に向かって活動している時、幸せを感じます。
すると身体から出るエネルギー量も非常に大きくなって
エネルギーに満ちあふれている状態になっていくんです。
それに加えて、自分の持つ思い込みやセルフイメージを解消して
自らの本質に気づいたり、生きる目的が分かるようになっていくと
自然に「意識レベル」というものが上がっていきます。
そうなると、自分が問題だと感じる出来事に直面することが少なくなって
自分の軸も安定してぶれなくなり、生きやすくなっていきます。
また、多くの人との出会いを経験することにも繋がりますし
ビジネスの面ではチャンスが広がり
病気の方の場合、病気そのものが消えていくことなどが分かっているんですね。
では「意識レベル」とは何なのでしょうか？
まず量子物理学のお話からになるのですけれど
そうはいっても難しいことではありません
近年の量子物理学によって、分子から原子
さらに電子といった極小のミクロ世界まで探ると
単に振動する現象である「波動」が発見されました。
人間の思考、意識なども周波数を持った波動であり
この「意識」の波動は現実世界を創り出しているという研究結果が出ています。
「意識」は、水、空間、人間、植物、物質、食物など
すべての存在が持っています。
このことには私も最初は驚きました。
そして「意識」には、それぞれ固有のレベルがあることを
アメリカのデヴィッド・R・ホーキンズ 医学博士が発見しました。
ホーキンズ博士は、みなさんもご存知のように、現在では
精神科医、セラピスト、講演家として広く知られていますが
当時、精神科医として治療をしていく中で
人間の意識にはレベルがあることに気づきます。
そして人間の本質とは、お金があるか貧乏かは関係なく、
名誉があるか無いかも関係なく、有名か無名かも関係なく、
「意識レベルの高い、低いをもって人間本来の価値が存在する」
という定義を述べました。
博士はキネシオロジーテスト（筋肉反射テスト）の研究により
人間の身体から出るエネルギー量を測定していき
心や身体の状態によって
筋肉にどのような強弱がつくのかを数値化する研究を進めていきます。
それにより、どのような意識状態である場合に
どれくらいのエネルギー量が出るかを計測していったのです。
そこから導き出されたのが
著書「パワーか、フォースか」でも説明されている
「人間の意識レベルは身体から出るエネルギー量によって17の段階が存在する」
というものです。（長い話でしたが、ようやくたどり着きましたね）
そしてさらに、ホーキンズ博士は私たちにこのようなことも伝えています。
『それぞれの人間の心は、巨大なデータベースに
永遠に接続されているコンピュータのようなものです。
そのデータベースは人間の意識そのものであり、
そこで起きる私たち自身の認識は、単なる個人差のある表現にすぎないのです。
そして、このデータベースというツールには
全人類が共有する意識の源が存在します。
このデータベースは「天才」の領域に属しており
人間であるということは、このデータベースに参加していることなのです。
人間は生まれながらにして
「天才」にアクセスできる能力を持ち合わせているということです。
このデータベースには限りない情報が含まれており
誰もが、いつどこからでも容易にアクセスできるものでもあります。
これは、実に驚異的な発見であり
個人レベルであれ、集団レベルであれ、アクセスできる情報であり
今までまったく予期できなかった
人生を変えるだけのパワーを生み出すものなのです。』
この博士の言葉は、以前私が読んだ
『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズの中で
アナスタシアが話していたものと同じものだと感じ
おそらくはアナスタシアの存在すら
知らないだろう博士が提唱していたことに
驚きと、やはりそういうことなのだと納得することになりました。
私たちは、それぞれが今どの段階の「意識レベル」にいようと
それを変化させるだけの自由意思を持っていること
そして、誰もがこのデータベースにアクセスできることを
大切に心にとめておきたいものですね。
So that energy to create transformation.
次回は、17段階の意識レベルとはどういうものかというお話と
あなたの意識レベルを実際に測定できる方法をお伝えしたいと思っています。
