あなたの中に眠っている「ありあまる富」を目覚めさせるために
今日も引き続き、豊かさの法則について少しお話していきたいと思いますので
よろしければお付き合いくださいね。
John Randolph Priceの著書『The Abundance Book』
（日本版タイトル：豊かさの法則 40日で富とお金を引き寄せる）では
お金とは「愛と誠実の象徴」であるという言葉から始まっています。
この本には、昨日もお伝えしましたように
人々が忘れてかけいる宇宙の真理が語られていますので
特に日本人の場合、素通りして流されてしまう要素がとても多いのです。
一昨日、私が書いた記事は、まさにこのJohn Randolph Priceの教えから学んだ
最も本質的な真理を凝縮して、わかりやすくお話したものですので
あれらの要素を受け入れることが、この本を読み進める意味につながります。
なぜなら、願望を叶えるために最初に理解すべきことをまとめた内容だからです。
できれば、この本に書かれていることをご自身のものにされるための
最初のステップにしていただけたらと思います。
第一部では、古来から続く豊かさに関する叡智・秘儀が
失われていることを伝える内容から始まります。
古代の人々は、人間の内面には大いなる存在が宿り
瞑想によって自らの内面に息づく神聖なエネルギーを解き放ち
不調和を調和に、恐れを愛に、欠乏を豊かさに変えられることを理解し
それを使いこなしていたことが説明されています。
秘儀を伝授される人、学ぶ弟子たちは
最も高尚な考えを具体的なヴィジョンとして心に描き
内面から放出される磁力を持ったえネルギーを使って
願望を叶える秘訣を授けられていました。
これらのことは、ウラジーミル・メグレのアナスタシア・シリーズの中でも
語られていて、彼女の叡智は現在ではロシア社会を動かすまでになっています。
世界的なベストセラーといえる、このシリーズをすべて読んでいることが
私に理解を深めさせ、容易に受け入れることができた要因だと思っています。
その次に、この本では、賢者たちが残した豊かさのメッセージが
多数掲載されていますので、そのうちいくつかをご紹介しておきます。
「富とは私たちの関心が三次元の世界に形となって現れてきたものである。
宇宙のあらゆるものは私たちに敵対するのではなく
味方となって願いを叶えてくれる。
この贈り物を受け取り、活用し、他の人にも広げていかなくてはいけない。
すべての人の魂には成功し、豊かになる性質が備えられている。
しかし、この性質をすべての人間が利用しているとは限らない」
アーネスト・ホームズ
「神は贈り手であり、人間は神からの贈り物を受け取る側だ。
その神は人間の内面に宿っている。
すなわち、あなたの内面はもちろん、あなたの周囲にいる人たちにも
無限の豊かさの宝庫が備わっているということだ。
心の法則を学びなさい。
そうすれば、無限の富を保管している心の倉庫から
輝かしく、愉快で、豊かな人生を送るために
必要なすべてのものを引き出すことができる。」
ジュセフ・マーフィ
「調和の乱れているものをすべて拒否しなさい。
現在の環境がどうであれ、あなたは豊かさを手に入れることができる。
生命の法則を理解して、その内容に従えば
人間はあらゆる面で優位に立てる。
この法則を理解すれば他の人間の権利や機会を侵すことなく
繁栄と地位を獲得するパワーを身につけることができる。」
エメット・フォックス
この本では他に、スピリット、神、神聖なエネルギー、瞑想
といった言葉も多く出てきます。
一昨日、私が書いた記事はこの章で語られている内容をベースに
日本人の方々が受け入れやすいよう、通常見慣れている文章にして
まとめた内容ですので、そちらに目を通していただければと思います。
次に書かれていることをお話しさせていただきますと
原因がなければ、お金という結果は生まれないということ
特定の人や収入源にすがっていては
私たちは豊かさの泉から断ち切られてしまうということです。
つまり、結果は原因がなければ生まれてこない、ということは
すなわち、価値は原因の方にあるのです。
お金とは結果として現れたものであり
結果にばかり意識を集中すると、あなたは原因を忘れてしまいます。
すると結果は現れなくなってしまいます。
お金にだけ関心を奪われていることで
お金をもたらす源泉の蓋は閉じてしまうのです。
あなたが努力して何かを創り出そうとするのではなく
すでに自分に備わっている豊かさを解き放つだけでいいのです。
それでは、今日は最後に訳者からのメッセージの一文をご紹介しておきますね。
「富を求めて、周囲をきょろきょろ見渡していてはいけません。
心の中のありあまる富に心を開いていくことで
豊かさは自然とあなたのもとに引き寄せられるようになります。」
